アービトラージとは 暗号資産・仮想通貨 Liquid編集部(基礎) 2018年06月13日 アービトラージとは、異なる市場や商品間の価格差を利用して、利益を得る取引方法のことです。 「裁定取引」とよばれることもあります。 先物取引などでは、先物を売却するのと同時に現物を購入することを「裁定買い」といい、先物を購入するのと同時に現物を売却することを「裁定売り」といいます。 一般的には、先物が割高かつ現物が安くなったときに裁定買いがされ、先物が割安かつ現物が高くなったときに裁定売りがされます。 アービトラージの仕組みを端的にいえば、「安く買って、高く売る」ということなので、大きなリスクがなく利益を獲得できる取引方法といえます。 アービトラージの手法は、仮想通貨だけに限らず、株式や為替、商品などさまざまな市場で用いられています。 仮想通貨においては、複数の取引所の価格差を利用して通貨を売買することで、利益を獲得します。 例えば、Aの取引所では1BTCあたり100万円で、Bの取引所では1BTCあたり99万円の相場だとします。 このとき、Bの取引所で1BTCを買い、Aの取引所で1BTCを売ることで1万円の利益を得ることができます。 仮想通貨は証券や株式と比べても価格変動が大きいため、上手にアービトラージを行うことができれば、多くの利益を獲得できる可能性があります。 ただし、異なる取引所間での売買を繰り返すうち、手数料がかさんでしまったり、売買中に相場が変わってしまうなどのリスクが考えられるため、慎重に行う必要があります。 このブログを定期購読する ブログを定期購読して、最新情報をチェックしましょう。 執筆者 Liquid編集部(基礎)
関連記事 暗号資産・仮想通貨 コラム ポルカドットとは?パラチェーンについても解説 Liquid編集部 2022年05月06日 暗号資産・仮想通貨 BAT(ベーシックアテンショントークン)とは?特徴・過去のチャートなど I.Suenaga 2022年04月08日 暗号資産・仮想通貨 RSIとは | Liquidのチャートでテクニカル指標を利用する Liquid編集部 2022年03月17日