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アトミックスワップとは

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アトミックスワップとは、仲介をはさまずにユーザー間で異なる仮想通貨同士の交換ができるようになる仕組みのことです。
アトミックスワップは異なる種類の仮想通貨を交換できるという特徴の他にも、ユーザー同士の仮想通貨のやりとりなので不正な取引のリスクが減るという特徴があります。アトミックスワップは、ユーザーが異なる仮想通貨同士で交換をしたいと思っているときに、それを低リスクで実現することができる方法として注目されています。
 
例えば、Aさんは1BTCを10LTCと交換したいと思っていて、Bさんは10LTCを1BTCと交換したい状況があるとします。
AさんがBさんに1BTCを送るときは、マルチシグアドレスAに1BTCを送金します。
BさんがAさんに10LTCを送るときは、マルチシグアドレスBに10LTCを送金します。
このときマルチシグアドレスA・BはHTLC(Hashed Time Lock Contract:ハッシュドタイムロックコントラクト)という、一定の条件を満たさないと解除ができないシステムで守られているので情報が流出する心配はありません。
そしてこのHTLCは、AさんとBさん双方の条件を満たした場合に初めて解除されます。
このケースでは、AさんとBさんの送金が確認された段階でHTLCは解除され、お互いの元へと取引データが送信されます。
 
アトミックスワップの仕組みでは、このやり取りが両者で同時に起こります。
片方が条件を満たしただけでは取引は成立せず、両者の条件が満たされることで、はじめて取引が成立されます。
こういった仕組みから、アトミックスワップは取引を行うユーザー間での不正リスクが低く、異なる仮想通貨を交換するのに非常に適した方法といえます。
 
アトミックスワップは、ビットコイン(BTC)・ライトコイン(LTC)・デクレッド(DCR)・ヴァートコイン(VTC)・ヴィアコイン(VIA)などでの実行が確認されています。
いずれも「同じハッシュ関数を持っている」といったアトミックスワップが可能な条件が揃っていることが成功要因として考えられます。
 
メリットも多いアトミックスワップですが、対応している仮想通貨の種類が限られていたり、手数料や送金時間がかかるというデメリットもあります。
ここでいう手数料は、仮想通貨取引所などに支払う手数料ではなく、マイナーに対して支払う手数料です。
そのため、ビットコインなどの手数料が高い仮想通貨では、アトミックスワップを行うことで多くの手数料がかかってしまう可能性があります。
 
アトミックスワップという仕組み自体が、いまだ過渡期であり、今後の送金システム向上や仮想通貨全体の発展によって、さらなる発展の可能性を秘めています。

執筆者

Liquid編集部(基礎)

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