Bitcoin ETFとは 暗号資産・仮想通貨 Liquid編集部(基礎) 2018年06月10日 Bitcoin ETF(Bitcoin Exchange Traded Fund:ビットコインエクスチェンジトレーテッドファンド)とは、ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託です。 また、ETFとは金融商品取引所に上場している投資信託のことです。 ETFは、株式指数など特定の指数と連動するように運用・管理がなされており、市場が開いている時間であれば、リアルタイムでいつでも取引ができます。 特定の指数と連動していることから市場の値動きが掴みやすい特徴があり、市場そのものに投資ができるので、分散投資が手軽に行えます。 普通の投資信託と比べて、信託報酬が安いこともメリットです。 Bitcoin ETFは、そうしたETFの枠組みの中にビットコインを含めたものです。 近年の仮想通貨は大変な盛り上がりをみせており、民間企業や仮想通貨取引所などによる仮想通貨のETF申請は世界各国で行われていますが、ビットコインをはじめ、仮想通貨のETFはいまだ承認されていません。 Bitcoin ETFなどの導入が遅れている背景には、SECが懸念を表明しているということがあります。SECはアメリカの証券取引委員会で、主にアメリカにおける株式などの証券取引を監査・監視する機関です。 SECは、今までのビットコインの取引状況を踏まえた結果、不正を防止し、投資家の利益を保護するまでには至っていないとの判断を示しています。 現在、多くの国でBitcoin ETFの承認が求められていますが、SECの方針をはじめとするさまざまな問題から、なかなか進んでいない状況です。ビットコインを含め、仮想通貨のETF申請が承認されるには、さらに透明性が高く、利用者や投資家にとって安全な取引の実現が求められています。 このブログを定期購読する ブログを定期購読して、最新情報をチェックしましょう。 執筆者 Liquid編集部(基礎)
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