ビットコイン価格とは、その名の通りビットコインの価格を指します。
ビットコインの単位はBTCで表示されますが、時価総額を発行枚数で割った金額が1枚あたりの価格となります。
時価総額は市場の動きや需要と供給のバランスによって日々変動しています。したがって、ビットコインの価格も日々変動しています。
ユーザーがビットコインを売買取引したい場合、ビットコイン販売所かビットコイン取引所を利用します。
ビットコイン販売所ではビットコインの販売元とユーザーとが、ビットコイン取引所ではユーザー同士がビットコイン取引を行っています。
ビットコイン販売所では、販売元があらかじめ設定した金額によってビットコインを購入したり売却したりします。
対して、ビットコイン取引所では、ビットコインを売りたいユーザーと買いたいユーザーとの希望が合致すると取引が成立します。
いずれにしても、円やドルといった法定通貨のように政府や中央銀行のような管理組織がないビットコインは、市場の需要と供給によってその価値が上下します。
ビットコインを資産として価値を見出すユーザーが増えれば売買取引の件数が増えて価格も上がっていきますし、逆に価値がないと思うユーザーが増えれば売買取引の件数は伸びず、価格も下がります。
また、ビットコインは新規発行された時点から、すでに総発行量が決まっています。
これはインフレを起こさせないという開発者の思想によるものです。
ビットコインが発行されたのは2009年で、2,100万BTC枚が発行の上限枠です。
ビットコインの新規発行量を上回るだけの需要があれば価格は上がり、需要が下回れば価格は下がります。
すでにマイニング(採掘)はかなり進行しており、今後マイニングを行ったマイナー(採掘者)に報酬という形で与えられる新規発行のビットコインの量は減少し続けています。
また、ビットコインは新規発行された量が市場に存在し続けるわけではありません。
ユーザーがウォレットを紛失したり、送金ミスをしたり、ビットコイン取引所でのトラブルによりアドレスのアカウントが復帰できないといった理由で、ビットコインが消えてしまうことがあります。
つまり、今後ビットコインが発行量の上限に達した後は増えることはなく、逆にウォレット紛失などの理由で消失し通貨量は減少していきます。
その結果、ビットコインの価値が高まり価格が上がっていく可能性はあります。
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