BTCとは、仮想通貨として広く知られているビットコインの通貨記号で「ビーティ―シー」と読みます。日本円をJPYと呼ぶのと同じように略称が用いられています。ビットコインの数え方にはいくつかあり、大きな単位で数える際に使います。
ビットコインには、1ビットコインをそれよりも小さな単位に分けることができるという特性があります。
この特性はDivisible(ディヴィシボー)と呼ばれます。1ビットコインを分けられる最小単位は0.00000001ビットコインです。
小数点以下8桁まで分けることができます。
このように細かく分けられるようになった背景には、発行当初から人気が高まって価値が大きく上昇したために、1BTC単位の価格が大きくなりすぎて利用しづらくなったためだと言われています。
大きな数量の場合はBTC単位で数えますが、ビットコインは小数点以下4桁以下の数量でのやりとりも珍しくありません。
その場合はBTC表記だと分かりにくくなってきます。
たとえば0.00002300ビットコインは0.00002300BTCと表記しても問題はありませんが、桁数がかなり増えてしまうため、取引額を間違える可能性も出てきます。
そのため、小数点以下4桁以下の数量を取引する際は、BTCではなくビットコインの開発者とされるSatoshi Nakamotoの名前からとられたSatoshiという単位で表記するのが基本です。
1Satoshiはビットコインの最小単位を表す通貨記号で、0.00000001BTCのことです。
前述の例でいくと、0.00002300ビットコインは2300Satoshiとも表記できるため、桁数が整理されて分かりやすくなります。
ビットコインは円やドルといった法定通貨による担保がなく、貨幣価値は日々変動しています。
2009年に発行が開始された時からあらかじめ発行総量の上限は2100万BTCということは決まっていて、2141年に上限に達する予定です。
1BTCが円やドルに変換するといくらになるのかはその時々のレートで決まると考えておくといいでしょう。
また、取引所でビットコインを新規購入する場合、最低取引単位が決められています。QUOINEXでは、0.001BTCから購入することができます。
このブログを定期購読する
ブログを定期購読して、
最新情報をチェックしましょう。