採掘報酬(コインベース)とは

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仮想通貨の新規発行のための作業である採掘(マイニング)によって新たなブロック、つまり取引を生成した採掘者が、採掘作業をした報酬として手にすることを採掘報酬(コインベース)と言います。

 

採掘はブロックチェーンとよばれる取引記録に日々記録されていきますが、このブロックチェーンに記録する作業には膨大な計算による検証が必要なため、大勢の採掘する人と十分な台数の高性能のパソコンが必要です。有志の採掘者は、時間と労力の対価として採掘した分の仮想通貨を採掘報酬として付与されます。

 

採掘報酬を付与されるのは、世界中でいち早く検証を完了させた一人のみです。ビットコインの採掘であればビットコインが、イーサリアムの採掘であればイーサリアムが報酬として与えられます。

 

採掘報酬はずっと同じままで維持されるというものではありません。仮想通貨ごとに決められたブロック数に達すると、自動的に採掘報酬額が半減します。これを半減期といい、ビットコインの場合は約4年ごとに起きます。

 

ビットコインは仮想通貨取引に関心がある人々の中で人気が高まり、採掘する人が増えたため半減期を迎えるスピードが予想よりも早まっているとされています。採掘速度は約10分間に1ブロックとなるよう調整されているため、2140年頃に採掘が完了するであろうという予想はほぼ変わりません。採掘が完了すれば新規発行もされなくなるので採掘報酬は発生しないことになります。

 

採掘報酬として受け取った仮想通貨は、手続きを行う時点での交換レートによって法定通貨に両替することができます。交換レートが上がっている時に両替すればより多くの法定通貨を得ることができ、大きな資産を得られる可能性があります。

 

また、仮想通貨で送金する際の送金手数料も採掘した人が得ることができます。送金する側の人は任意で送金手数料を上乗せすることができるのです。採掘作業は手数料が高い取引をより優先して送金処理するようになっているため、急いで送金したい人は送金手数料を上乗せする場合が多く、送金取引を採掘した場合は通常の取引よりも高い送金手数料を獲得できることになります。

投稿者

Liquid編集部(基礎)