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クラウドファンディングとは

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クラウドファンディングとは、資金調達の方法のひとつです。「クラウド」(群衆)と「ファンディング(資金調達)」とを掛け合わせてつくられた新語です。

 

ひとつのプロジェクトを企画し実現したい主催者が活動資金を募ると、そのプロジェクトに共感した人たち、つまりクラウドが資金を持ち寄って主催者に提供、つまりファンディングします。

 

主催者は提供された活動資金を元手にプロジェクトを達成するため活動します。その結果プロジェクトが達成できた場合、資金を提供した人たちにはリターンが与えられます。

リターンはプロジェクト達成による成果物や金銭、記念品などです。

 

クラウドファンディングによる資金調達はさまざまな分野で活用されています。

新製品の発明や新サービスの提供開始、発明、芸術家支援、フリーソフトウェアの開発、ベンチャー企業への出資、政治活動など、年々広がってきているため認知度も高まってきています。
2018年2月、筑波大学の落合陽一教授が立ち上げたクラウドファンディングプロジェクト『デジタルネイチャー 計算機的多様性の世界へ』が、通常の日本円による支援に加えて仮想通貨ビットコインでの支援を受け付けると発表しました。

仮想通貨による支援は日本で初めての事例であったため、話題になりました。

ビットコインでの支援金は日本円に変換された後、筑波大学の研究室に送金され、研究に使うための高額な設備環境整備のために使われる計画です。

 

現在日本では、仮想通貨を使用すると課税対象になると国税庁から通達がされています。

この制度の影響で仮想通貨を持っていても使うことを迷うというケースは少なくありません。

 

しかし、このプロジェクトでは所得税法上の寄付金控除となります。つまり本来なら仮想通貨を使うと課税されるはずが、落合教授のプロジェクトを支援するために仮想通貨を使う場合は課税されないということです。

もちろんプロジェクトの内容に賛同できる場合に限られますが、課税という仮想通貨を使う上でのデメリットがないことで、支援を受ける方と支援をする方の双方にメリットがあると言えます。

 

クラウドファンディングに仮想通貨を使う形が広がると、国内はもとより世界中から出資を募ることがさらに容易になります。

仮想通貨は円やドルといった法定通貨に比べると送金にかかる時間が法定通貨よりかなり短く、送金手数料も安く抑えられることもあり、今後仮想通貨が普及していくきっかけになる可能性があります。

執筆者

Liquid編集部(基礎)

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