損切とは

損切りとは、保有している通貨や株式などの中で損が生じているものを売却し、損失を確定させることです。
損切りは「ロスカット」とよばれることもあり、主に仮想通貨/暗号資産や株式、FX(Foreign Exchange:外国為替証拠金取引)などの分野で使われています。
仮想通貨/暗号資産や株などの取引では、保有している投資商品の価値が様々な要因によって急激に下落してしまう場合があります。
例えば、とある通貨を購入して、為替取引などで利益を得ようとしたとします。
価値が上昇するだろうと判断して購入した通貨の価値が予想に反して下落してしまい、購入時の金額を下回ってしまうという事態も少なくありません。
こういった状況において、値下がりが続く通貨を売却することで、損失額をこれ以上膨らませずに、取引のロスを最小限に留めることができます。これが損切りです。
株式取引よりも価格変動が激しい仮想通貨/暗号資産においては、上昇していた通貨がにわかに下落傾向に転じたり、値下げが止まらなかったりすることがあるので、損失に歯止めをかける損切りは非常に重要です。
損切りは、購入時よりも通貨の価格が下回り、なおかつ通貨の価格上昇が見込めない場合に有効な方法ですが、今後の通貨価格の上昇を期待して、損失が生じている通貨を手放せないというケースも珍しくありません。
損切りをためらってしまうのには、相場が読めず適切な売却のタイミングが掴めないこと、利益への期待が諦めきれないことの二点が大きく関係しています。
確かに、通貨の価格が上昇する可能性が全くないとは限らないですし、上手く損切りができなかった経験があると、踏みとどまってしまうかもしれません。
まずは勇気を出して、損切りに慣れていくことが必要です。
また、損切りに関連したものに、投資商品を売らずに保有したままにしておく「塩漬け」という言葉があります。
損切りと違って売却をしないため、含み損を抱えることになってしまいますが、一方で今後の価格高騰のさいには利益を得られる可能性があります。
損切りを選ぶのか、それとも塩漬けを選ぶのか、根拠をもって決断することが大切です。
QUOINE株式会社
仮想通貨交換業者 関東財務局長 第00002号
加入協会: 一般社団法人日本仮想通貨交換業協会/ 一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会/一般社団法人Fintech協会
お問い合わせ: support_jp@quoine.com
【免責事項・注意事項】
本ウェブサイト上にて掲載される情報のうち、仮想通貨にかかる相場展望は執筆者の個人的見解であり、QUOINE株式会社の公式見解を示すものではありません。また、本ウェブサイトへの執筆者の記事掲載は、情報提供を目的としたものであり、ビットコインといった仮想通貨を始めとするいかなる商品についても、その売買等の取引の勧誘・推奨を目的としたものではありません。本相場展望は信頼できると思われる各種データを基に作成されていますが、その正確性、完全性、有用性、信頼性等いかなる保証も行いません。本ウェブサイト上にて提供される情報に基づいて、取引等の行為をなされる際には、自身の責任と判断の下で行ってください。当該行為の結果、損害を被ったとしても、QUOINE株式会社及び執筆者は、一切その責任を負いません。
また、仮想通貨の取引を行う際には、以下の注意点にご留意ください。
- 仮想通貨は「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。
- 仮想通貨は価格が急落したり、ネットワークに問題が発生して突然無価値になってしまうなど、損失を被る可能性があります。また、価格変動の他に流動性・システム等の様々なリスクが存在します。各種規約・取引ルール等の内容をよくご理解いただき、ご自身の責任と判断で取引を行ってください。加えて、レバレッジ取引の場合は、必要証拠金の計算方法、証拠金率等レバレッジ取引の仕組みや、預託した証拠金を上回る損失が発生する可能性等特有のリスク等をよくご理解した上で取引を行ってください。
- 各取引の種類等に応じて所定の手数料をご負担いただく場合があります。
このブログを定期購読する
ブログを定期購読して、
最新情報をチェックしましょう。
執筆者