FATFとは

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FATF(Financial Action Task Force:ファイナンシャルアクションタスクフォース)とは、マネーロンダリングやテロ資金供与対策に関する国際的な基準策定機関のことです。
日本では「金融活動作業部会」と表記されます。
1989年7月にフランスのパリで開催された「第15回先進国首脳会議(アルシュ・サミット)」において設立され、世界三十五か国・地域及び2つの国際機関が加盟しています。
 
FATFは、マネーロンダリングとテロ対策における国際協調を指導するとともに、仮想通貨など、新たな金融システムの整備を進めています。
具体的には、マネーロンダリングやテロ組織への資金供与といった金融犯罪に関する国際基準を取りきめ、加盟国の規則遵守を監査する活動をしています。
また、金融犯罪への対策に非協力的な国を特定・公表し、是正措置を求める活動も行っています。
 
近年では、仮想通貨がマネーロンダリングに悪用される恐れがあることから、FATFは交業者へ登録・免許制と仮想通貨の悪用規制を課す内容が盛り込まれたガイドラインを発表しました。
FATFの勧告をうけて、日本では2017年に改正資金決済法が施行されました。
改正資金決済法では、「仮想通貨」が定義され、仮想通貨交換業者の登録制度も導入されました。
また、それと同時に、利用者保護のための法整備も行われました。この改正法によって、利用者は仮想通貨をより安全に使用することができるようになり、仮想通貨交換業者は事業者として認可される水準が高まりました。
 
国際的に仮想通貨の需要が高まるなか、FATFの今後の動きにも注目が集まっています。

投稿者

Liquid編集部(基礎)