指値注文とは、仮想通貨の売買価格を指定する注文方法です。
「買い注文」の場合は、指定した価格以下の場合に注文が発生します。
例えば、ビットコインを100万円で買うという指値注文を出した場合、取引所に100万円で売りたいという取引があれば成立します。
「売り注文」の場合は、指定した価格以上の場合に注文が発生します。
例えば、ビットコインを100万円で売るという指値注文を出した場合、取引所に100万円で買いたいという取引があれば成立します。
どちらの注文も、取引所において「買いたい価格」と「売りたい価格」の需給が揃った時に取引が成立し、揃わない場合には取引は成立しません。
指値注文のメリットは、あらかじめ自分で売買価格を決定できるところです。
例えば、仮想通貨の購入時の価格よりも、高い価格で売りの指値注文が成立すると、手数料などを差し引いた金額の差だけ、利益を出せます。
一方、デメリットとしては、価格を優先して取引を行うので、取引が必ず成立するとは限りません。買いの指値注文の場合、指定した価格よりも価格が上がると、注文が成立せず買い逃してしまう可能性があります。
例えば、ビットコインを100万円で買うという指値注文を出した以降、ビットコインの価格が100万円まで下がらなければ取引が成立しません。
売りの指値注文の場合も同様で、指定した価格よりも下がると、売り逃してしまう可能性があります。
そのため、仮想通貨トレードをスムーズに行うには、状況に合わせて注文方法を使い分けることが重要です。
ちなみに、QUOINEXのトレードでの注文方法は、「指値」以外にも「成行」「逆指値」「トレール」と4種類の中から選べます。
「成行」は、価格を指定せずに、取引所に出ている現在価格で売買を行う注文方法です。注文すると即時に取引が成立するので、すぐに「買いたい」「売りたい」場合に適した注文方法です。
「逆指値」は、買いの場合「指定価格以上になったら成り行きで買い」、売りの場合、「指定価格以下になったら成り行きで売る」注文方法です。
逆指値注文は、トレンド転換に乗り遅れないようにしたい時に役立ちます。
「トレール」は、「Trailing Stop:トレーリングストップ」の略称で、相場の値動きに応じて、自動的に注文価格がついていく逆指値注文です。
リスクをコントロールしながら、利益の拡大を狙えます。
それぞれの注文方法を理解し、状況に応じて注文方法を使い分けられるようになると、トレードの幅が広がっていくことでしょう。
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