<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://q.quora.com/_/ad/f36e97ab990e4ac69c2734d14b05a7cc/pixel?tag=ViewContent&amp;noscript=1">

検索するキーワードを入力

ロックタイムとは

メインイメージ

ロックタイムとは、ブロックチェーンを利用した仮想通貨/暗号資産取引において、トランザクションが承認されるまでの最短時間を表すものです。

 

その名の通り、取引を承認するまでに一定時間ロックするため、ロックタイムと呼ばれています。

 

通常、ブロックチェーンでは世界中のノードの中で最も早く計算できたマイナーに対して報酬が支払われます。

 

しかし、トランザクションを実行する際に個別にロックタイムを設定しておくと、設定した時間までに計算が終了されていたとしても、そのトランザクションはブロックチェーン上において承認されることはありません。

 

トランザクションが発生してから承認されるまでに時差が生まれることで、一定時間その取引をキャンセルすることが可能となります。

 

仮想通貨/暗号資産で多額の決済を行う場合など、慎重な取引が要求される場合にはロックタイムは有効な方法といえます。

 

ロックタイムには日時を指定するCLTV(Check Lock Time Verify:チェックロックタイムベリファイ)とよばれる方法と、何日後、何週間後までといった期間を定めるCSV(Check Sequence Verify:チェックシーケンスベリファイ)とよばれる方法があります。

 

これによって、銀行取引における振込予約のような使い方が可能になります。

 

さらに、CLTVにはブロック高が指定の値になるまでロックすることや、CSVにおいては指定した個数のブロックが生成されるまでロックするということも可能です。

 

また、ロックタイムは即時決済を実現するうえで重要なライトニングネットワークにおいて、欠かすことのできない技術となっています。

 

ライトニングネットワークはブロックチェーン上においてチャネルを保持し、常に最新の状態にしておきます。これによってオフチェーン上であってもステータスは更新し続けることができ、この仕組みを実現するための条件としてロックタイムは必須なのです。

 

銀行のような即時決済を実現する方法としてロックタイムは重要な役割を果たし、将来的に仮想通貨/暗号資産が一般的な決済方法として浸透するためのカギを握っているといえます。

 

 

 

QUOINE株式会社

仮想通貨交換業者 関東財務局長 第00002号

加入協会: 一般社団法人日本仮想通貨交換業協会/ 一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会/一般社団法人Fintech協会

お問い合わせ: support_jp@quoine.com

 

【免責事項・注意事項】
本ウェブサイト上にて掲載される情報のうち、仮想通貨にかかる相場展望は執筆者の個人的見解であり、QUOINE株式会社の公式見解を示すものではありません。また、本ウェブサイトへの執筆者の記事掲載は、情報提供を目的としたものであり、ビットコインといった仮想通貨を始めとするいかなる商品についても、その売買等の取引の勧誘・推奨を目的としたものではありません。本相場展望は信頼できると思われる各種データを基に作成されていますが、その正確性、完全性、有用性、信頼性等いかなる保証も行いません。本ウェブサイト上にて提供される情報に基づいて、取引等の行為をなされる際には、自身の責任と判断の下で行ってください。当該行為の結果、損害を被ったとしても、QUOINE株式会社及び執筆者は、一切その責任を負いません。

 

また、仮想通貨の取引を行う際には、以下の注意点にご留意ください。

  • 仮想通貨は「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。
  • 仮想通貨は価格が急落したり、ネットワークに問題が発生して突然無価値になってしまうなど、損失を被る可能性があります。また、価格変動の他に流動性・システム等の様々なリスクが存在します。各種規約・取引ルール等の内容をよくご理解いただき、ご自身の責任と判断で取引を行ってください。加えて、レバレッジ取引の場合は、必要証拠金の計算方法、証拠金率等レバレッジ取引の仕組みや、預託した証拠金を上回る損失が発生する可能性等特有のリスク等をよくご理解した上で取引を行ってください。
  • 各取引の種類等に応じて所定の手数料をご負担いただく場合があります。

執筆者

Liquid編集部(基礎)

関連記事

ポルカドットとは?パラチェーンについても解説
BAT(ベーシックアテンショントークン)とは?特徴・過去のチャートなど
RSIとは | Liquidのチャートでテクニカル指標を利用する
Liquid by Quoine公式ブログ