ロックタイムとは

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ロックタイムとは、ブロックチェーンを利用した仮想通貨取引において、トランザクションが承認されるまでの最短時間を表すものです。

その名の通り、取引を承認するまでに一定時間ロックするため、ロックタイムと呼ばれています。

 

通常、ブロックチェーンでは世界中のノードの中で最も早く計算できたマイナーに対して報酬が支払われます。

しかし、トランザクションを実行する際に個別にロックタイムを設定しておくと、設定した時間までに計算が終了されていたとしても、そのトランザクションはブロックチェーン上において承認されることはありません。

トランザクションが発生してから承認されるまでに時差が生まれることで、一定時間その取引をキャンセルすることが可能となります。

仮想通貨で多額の決済を行う場合など、慎重な取引が要求される場合にはロックタイムは有効な方法といえます。

 

ロックタイムには日時を指定するCLTV(Check Lock Time Verify:チェックロックタイムベリファイ)とよばれる方法と、何日後、何週間後までといった期間を定めるCSV(Check Sequence Verify:チェックシーケンスベリファイ)とよばれる方法があります。

これによって、銀行取引における振込予約のような使い方が可能になります。

さらに、CLTVにはブロック高が指定の値になるまでロックすることや、CSVにおいては指定した個数のブロックが生成されるまでロックするということも可能です。

 

また、ロックタイムは即時決済を実現するうえで重要なライトニングネットワークにおいて、欠かすことのできない技術となっています。

ライトニングネットワークはブロックチェーン上においてチャネルを保持し、常に最新の状態にしておきます。これによってオフチェーン上であってもステータスは更新し続けることができ、この仕組みを実現するための条件としてロックタイムは必須なのです。

銀行のような即時決済を実現する方法としてロックタイムは重要な役割を果たし、将来的に仮想通貨が一般的な決済方法として浸透するためのカギを握っているといえます。

投稿者

Liquid編集部(基礎)