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追証とは

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追証とは追加証拠金を略した言葉です。取引所に預けるもので、これを担保として仮想通貨の取引を行います。

 

仮想通貨を売買して、決済を行わずに含み損が出ている状態で、預けた証拠金の維持率が取引所が定めた規定の割合を下回った場合に追証が発生することになります。

追証が発生すると、証拠金の維持率を既定の割合に戻さなければいけません。そのためには、取引が続けられるように証拠金を追加することが必要です。

 

一部の仮想通貨取引所には追証がありません。この場合、証拠金の維持率というしくみもないので、ロスカットが発生するまでは証拠金を追加しなくても取引が続けられるという特徴があります。

証拠金の維持率を気にせずに取引ができるという点はメリットしかないように見えますが、計画性がないまま取引を続けているとあっという間にロスカットのレベルに達して取引ができなくなってしまいますから注意が必要です。

 

ロスカットレベルが設定されているので追証を払わなくてもよいという考えで、どんどん取引を進めるケースがあります。しかしこの考えは仮想通貨の市場においては危険性が高いです。

 

ロスカットによって強制的に決済が行われるのは事実ですが、それは相場が安定している場合です。もし相場が急落したり高騰したりといった急激な変化があった場合、ロスカットが間に合わないという可能性はゼロではありません。

もしこうした事態になると、数日中に追証を支払わなくては取引ができないという重大な状況になってしまうので要注意です。

 

追証は、含み損を出し続けた場合のロスカットが発生する可能性を事前に教えてくれるアラートのような役目を持っています。ロスカットが発生して取引中止になってからでは遅いのですが、追証のシステムがない取引所を利用している場合はいきなり強制終了となる事態が起こりえます。

 

取引所を選ぶ際には、単純に追証の有無だけをチェックするのではなく、こうした相場の急変時の場合もシミュレーションしておくといいでしょう。

 

日本国内の取引所はすべて追証があります。追証がない取引所を利用したい場合は海外の取引所を利用することになります。

 

なお、追証がない取引所でも、ロスカットに至るレベルが預けた証拠金の80%前後と高く設定してあれば、突然のロスカット発生といった事態を避けられる可能性は高くなります。追証がない取引所を利用する場合は、ロスカットレベルが証拠金のどれくらいに設定されているのかを事前にチェックしておくことが大切です。

執筆者

Liquid編集部(基礎)

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