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ペーパーウォレットとは

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ペーパーウォレットとは、仮想通貨の保管方法のひとつです。仮想通貨の取引で使用するアドレスと秘密鍵を紙に印刷して保管する方法をさします。

ペーパーウォレットには、ウォレットのアドレスとその秘密鍵をテキストやQRコードに変換したものが印刷されています。

ウォレットが完全にインターネットと遮断されるため、ハッキングされるリスクがなく、最も安全な管理方法と言われています。長期の保管を目的とする場合が主ですが、通常のインターネット上で管理するウォレットのバックアップを目的とする場合もあります。

 

生成はとても簡単で、ペーパーウォレットを生成できるウェブサービスなどに希望の生成アドレス数を指定すると、同時に複数のペーパーウォレットが生成されます。

ペーパーウォレットを生成する瞬間は、外部からの影響を受けないようにするため基本的にオフライン環境となります。

 

印刷したペーパーウォレットには左側にアドレスが、右側に秘密鍵がそれぞれQRコードに変換された状態で印刷されます。

高品質の紙を使って印刷すると、端末が読み取りやすくなります。生成が完了したら、ハッキングを防ぐためにブラウザやプリンターのキャッシュも削除しておくことが大切です。

 

印刷が終わったら、パソコンの場合はウェブウォレットにペーパーウォレットのアドレスを入力して送金します。

スマートフォンの場合は2つのQRコードをスキャン機能で読み込めばスムーズです。

ペーパーウォレットには任意の金額の仮想通貨が入金できます。これでペーパーウォレットの完成です。

 

生成したペーパーウォレットから仮想通貨を出金する場合は、秘密鍵を読み込めば簡単に出金できます。ペーパーウォレット本体に入金している仮想通貨の金額を記入しておくと忘れずにすみます。

 

ペーパーウォレット内に円やドルなどの法定通貨で任意の金額を入金し、ペーパーウォレットとして印刷したものを相手に渡せば、現金と同じ役割を果たすことになります。

こうしたギフト券的な使い方をする時は、生成時にパスワードを設定しないでおくのが一般的です。

 

セキュリティ上、一度出金したペーパーウォレットは再使用しないほうが安心です。また時間が経過して印刷した紙やインクが劣化すると、読み取りが難しくなってそのペーパーウォレット内にある仮想通貨が取り出せなくなることがありますので、保管方法には注意が必要です。その他、火災や水害などに遭った場合は紛失する危険性があることも頭に入れておきましょう。

執筆者

Liquid編集部(基礎)

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