プレマイニング(Pre-mining)とは、新規の仮想通貨/暗号資産が発行される前に、開発者や開発者が指定した団体が先んじてマイニングを行うことです。
プレマイニングのほか、プレマインと呼ばれることもあります。
プレマイニングを行って得た新規の仮想通貨/暗号資産は、サービスの開始とともにユーザーに分配されたり、プレマイニングを行なった当事者がそのまま受け取ったりします。
一般的には、サービスの開始とともに、新規ユーザーや新規通貨の受取予約をしているユーザーに分配されることが多く、これによってサービス開始の周知と、仮想通貨/暗号資産コミュニティの形成・維持に効果があるとされています。
仮想通貨/暗号資産は、ユーザー同士が取引情報を監視し合う、分散型の管理システムを特徴としているため、コミュニティの発展には多くのユーザーの存在がかかせません。
せっかく新規の仮想通貨/暗号資産を立ち上げたとしても、利用者が少ないとコミュニティが充実せず、プロジェクトが破綻してしまうということもあります。
ですが、事前にプレマイニングを行い、サービスの開始とともに仮想通貨/暗号資産を分配すれば、参加者にとってもメリットになるので、利用者が増える可能性があります。
また、冒頭で触れたようにプレマイニングによって得られた報酬は、プレマイニングを行なった当事者が保持することもあるため、仮想通貨/暗号資産を運営する開発者にとっても利益になり得ます。
このように、プレマイニングを行うことで利用者や開発者への利益になり得るほか、新規仮想通貨/暗号資産とそのコミュニティの発展に寄与するというメリットがあります。
しかし、こういった恩恵が考えられる一方で、プレマイニングを歓迎しないという声も少なくありません。
なぜなら、プレマイニングに参加したユーザーによる市場の独占が起こる可能性や、開発者へ富が集中してしまう懸念があるからです。
こういった不安要素から、プレマイニングを非分散的で偏った方法だと異議を唱える声もあります。
QUOINE株式会社
仮想通貨交換業者 関東財務局長 第00002号
加入協会: 一般社団法人日本仮想通貨交換業協会/ 一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会/一般社団法人Fintech協会
お問い合わせ: support_jp@quoine.com
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