ビットコイン vs イーサリアム – どちらが優れている?

カテゴリ Insights

市場価値や知名度など様々な点において仮想通貨/暗号資産No.1としての価値を確立しているビットコイン。有名なランキングサイトであるコインマーケットキャップの仮想通貨/暗号資産のランキングチャートを見ると、第一位にビットコイン、第二位にイーサリアムが追随していることが分かります。これまで第二位が入れ替わることもありましたが、ほとんどの場合イーサリアムが二位の座を維持しています。

 

ビットコインvsイーサリアムという対比は仮想通貨/暗号資産における首位の座をめぐる対立でもあります。どちらが優れているのか、どちらが勝つかということは人々の大きな関心事です。

 

ビットコインとイーサリアムの二つを分ける違いとは何でしょうか?

 

本記事では三つのテーマで見ていきます。

  • ビットコインとイーサリアムの違いは何か?
  • 類似点は何か?
  • 投資の観点から見たビットコインとイーサリアム

 

 

ビットコイン vs イーサリアム:相違点

ビットコインとイーサリアムはどちらも人気のある仮想通貨/暗号資産ですが、面白いことに、二つの仮想通貨/暗号資産は全く異なります。

 

まず、ビットコインはデジタルなお金です。その目的は、銀行やその他の決済機関として機能する第三者の必要性を取り除き、それらを介することなく個人間の送金を可能にすることです。

 

個人でお金をコントロールできるビットコインがあれば、あなたはそれをいつ何時、どこへでも送金することができます。

 

ビットコインの根底にある目的は、価値の移動手段を提供し、あなたの資金をあなたの手でコントロール可能にすることです。

 

ビットコインはコンセンサスメカニズムとしてプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を利用しています。これはマイナーと呼ばれる人々が、ビットコインを稼ぐためにトランザクションの承認作業を行い、ネットワークを維持する仕組みです。

 

ビットコインは、サトシ・ナカモトという名前のみが知られている謎の人物によって作られました。これは仮想通貨/暗号資産界における最大のミステリーの一つでもあります。

 

一方のイーサリアムはプラットフォームです。開発者が自らのプロジェクトをイーサリアムの上で立ち上げることができます。

 

イーサリアムは自動で契約が執行されるスマートコントラクトをつくるためにブロックチェーン技術を利用しています。また、イーサ(Ether)と呼ばれる独自通貨があり、取引や投資対象として使えます。

 

2017年、イーサリアムはICOブームの大きな原動力となりました。もしもイーサリアムがなかったら、仮想通貨/暗号資産界隈は全く異なる様相を呈していたことが考えられます。仮想通貨/暗号資産に対する人々の関心は低く、ほとんどのプロジェクトが立ち上がることなく、ユーザーの数もずっと少ない水準にあったかもしれません。

 

ビットコインと異なり、イーサリアムはコンセンサスメカニズムをプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へ移行します。ネットワークに参加するためにユーザーはいくらかイーサ(Ether)を保有しなければならなくなります。

 

ビットコインと比べると、イーサリアムを支えるチームはよく知られています。コミュニティリーダー達による情報公開はイーサリアムの開発状況を大きく表しています。ビタリック・ブテリンはイーサリアムを代表する人物で、そのアイディアを最初に提示した人物になります。

 

ビットコインとイーサリアムそれぞれの価格を評価基準として比較することもできます。2019年7月11日時点で、イーサリアムの価格が270ドルあたりである一方、ビットコインは約11,500 ドルの値をつけています。しかし、時価総額を見ると、ビットコインは約2,060億ドル、イーサリアムは約290億ドルと両者の差は縮小します。これはビットコインに比べイーサリアムの通貨供給量が多いことに起因します。それぞれの供給量は、おおよそ1億680万ETHと1,781万BTCになります。

 

 

ビットコイン vs イーサリアム:類似点

相違点がある一方で、ビットコインとイーサリアムには、他の仮想通貨/暗号資産にも共通するいくつもの類似点があります。

 

ビットコインとイーサリアムはブロックチェーン上に構築されています。独自のブロックチェーンで、興味をひくパワフルなサービスを提供するといった本質的な特徴は同じです。それらはブロックチェーン上で稼働するため、高い安全性、耐改ざん性、非中央集権的な性質を持ち合わせています。

 

ビットコインとイーサリアムはとても人気が高いので、法定通貨とステーブルコインを除き、最も取引される仮想通貨/暗号資産ペアとしてよく名前があがります。もし、ビットコインもしくはイーサリアムを保有しているなら、Liquidのような仮想通貨/暗号資産取引所を利用すれば他の仮想通貨/暗号資産との交換で困難に直面することはないでしょう。

 

双方のネットワークは、仮想通貨/暗号資産を稼ぐためにトランザクションの処理を行いネットワークの構築に貢献するマイナーによって維持されています。しかしながら、それぞれの背後にいる開発者は異なります。

 

 

投資の観点から見たビットコインとイーサリアム

とりわけ初心者にとって、投資対象の選択には少しコツがいります。ビットコインかイーサリアムのどちらに投資を行うべきかを検討する上で、いくつかのポイントを見ていきます。

 

ビットコインは強力な影響力を持つ仮想通貨/暗号資産です。市場全体の値動きはほとんどビットコインの値動きを追う形に推移します。そのため市場はビットコインの価格と結びついていると言われています。

 

なぜ、それが問題なのでしょうか?

 

もし仮想通貨/暗号資産市場がビットコインと結びついているとしたら、ポートフォリオにビットコインを組み入れることは理に適っていると言えるでしょう。

 

しかし、仮想通貨/暗号資産に熱心な人々の間では、ビットコインの首位陥落とそれに代わる有力候補としてどの仮想通貨/暗号資産がふさわしいかについてしばしば議論がなされています。

 

そこで、時価総額第二位の規模を誇り、仮想通貨/暗号資産の発展に大きな貢献を果たしたイーサリアムに注目が集まります。イーサリアムは、仮想通貨/暗号資産をブロックチェーン上に構築するプラットフォームとして、新たなプロジェクトの立ち上げを容易にし、社会概念に変化をもたらす潜在的なアイディアの発掘・発展を促すなど、仮想通貨/暗号資産界を形作ってきました。

 

もし、ビットコイン以外の仮想通貨/暗号資産がビットコインからトップの座を奪うことがあれば、それはイーサリアムである可能性が高いでしょう。しかしイーサリアムとしては、必ずしもビットコインとトップの座を争う必要はなく、その価値観を発展させ、競合のいない次元へと進むこともできるでしょう。

 

もし、イーサリアムがビットコインとの連動性を断つことがあれば、それは将来的なイーサ(Ether)の価格にポジティブな影響を与えるかもしれません。

 

そして以下のことについて考えてみて下さい。

 

ビットコインは10年前にリリースされて以来、ほとんど変更されておらず、ほぼ完成されている状態です。核となる価値には手を加えられていないままです。一方のイーサリアムは、オープンソースのプロジェクトとして、恒常的な開発と改善が行われています。これは、スケーラビリティなど様々なイーサリアムの機能を改善するための変更を牽引しています。

 

このような将来的な開発は資産の価値を高めるのでしょうか?その可能性は大いにあると思われます。しかしながら、ビットコインが大幅なアップデートを必要としない事実は大きな利点だと考えられます。多かれ少なかれ議論の余地はありますが、ビットコインは当初の目的通り正確に稼働してきました。これはビットコイン開発の強みを示しており、熱心な人々がビットコインを唯一真の仮想通貨/暗号資産であるとみなす理由を表しています。

 

 

仮想通貨/暗号資産、ブロックチェーンについて知る 

 

 

【Liquidでは仮想通貨取引のための口座を無料で開設することができます】

 口座開設はこちらから

 

 

 

QUOINE株式会社

仮想通貨交換業者 関東財務局長 第00002号

加入協会: 一般社団法人日本仮想通貨交換業協会/ 一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会/一般社団法人Fintech協会

お問い合わせ: support_jp@quoine.com

 

【免責事項・注意事項】
本ウェブサイト上にて掲載される情報のうち、仮想通貨にかかる相場展望は執筆者の個人的見解であり、QUOINE株式会社の公式見解を示すものではありません。また、本ウェブサイトへの執筆者の記事掲載は、情報提供を目的としたものであり、ビットコインといった仮想通貨を始めとするいかなる商品についても、その売買等の取引の勧誘・推奨を目的としたものではありません。本相場展望は信頼できると思われる各種データを基に作成されていますが、その正確性、完全性、有用性、信頼性等いかなる保証も行いません。本ウェブサイト上にて提供される情報に基づいて、取引等の行為をなされる際には、自身の責任と判断の下で行ってください。当該行為の結果、損害を被ったとしても、QUOINE株式会社及び執筆者は、一切その責任を負いません。

 

また、仮想通貨の取引を行う際には、以下の注意点にご留意ください。

  • 仮想通貨は「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。
  • 仮想通貨は価格が急落したり、ネットワークに問題が発生して突然無価値になってしまうなど、損失を被る可能性があります。また、価格変動の他に流動性・システム等の様々なリスクが存在します。各種規約・取引ルール等の内容をよくご理解いただき、ご自身の責任と判断で取引を行ってください。加えて、レバレッジ取引の場合は、必要証拠金の計算方法、証拠金率等レバレッジ取引の仕組みや、預託した証拠金を上回る損失が発生する可能性等特有のリスク等をよくご理解した上で取引を行ってください。
  • 各取引の種類等に応じて所定の手数料をご負担いただく場合があります。

投稿者

Liquid編集部(基礎)