<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://q.quora.com/_/ad/f36e97ab990e4ac69c2734d14b05a7cc/pixel?tag=ViewContent&amp;noscript=1">

検索するキーワードを入力

【5月24日】週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析

大きな揉み合い相場に突入!?資金管理を重点的に!

【今週注目度が高かったトピックス振り返り】

  • VanEckビットコインETF再び延期
  • NYSE Arca 米国短期債権+BTCのグロスETFSECに申請

 

今週は毎月世界中の投資家が待ちわびているビットコインのETFでしたが、今回も再び延期となりました。

SECが満足いく流動性や安全性が保証できないようです。

中堅どころの投資ファンドが繰り返しSECへビットコインETFを提出しているのですが、正直、まだこのETF認可は降りないと個人的には考えております。ビットコイン市場は数百億円程度で価格を動かすことが可能でして、充実した流動性を生まない限り、危険度が増します。

ETFでの買ポジションをエサにレバレッジ取引が横行すれば、ひとたまりもなくビットコインETFが大きな損失を生み兼ねないからです。

SECが金融商品として認めることはまだないと考えております。

 

ただし、もう一つアイディアを出してきたETFが今週申請されたようです。

NYSE Arcaとは、ICEに属する取引所の一つでして、ECN方式の取引をリリースしてきた証券取引所の一社になります。

今回のETFは、米国債の短期物とビットコインのセットという点がユニークでして、カストディはコインベースが担うそうです。

ETF全てのポートフォリオがBTCということでなく、米国債を組み込むことによって、ビットコイン急落にもダイレクトに影響しない配慮を盛り込んだと考えられます。このETFは表向き米国短期債のETFに一部BTCもポートフォリオが含まれているよ、といったニュアンスでしょうか。

このETFに対してSECがどのように判断するか個人的には非常に注目しています。

今後のETF申請の突破口となる可能性もあるため、注目していたいと思います。

さて、今週ですが、先日コラム執筆通り、高値圏で揉み合いが始まりました。

引き続き今週末から来週にかけても似たような値動きをするのではないかと考えております。 

今週末の値動きを想定してみましょう。

 

高値圏で揉み合いは尚継続へ

BTCJPY-D-1

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

 

【採用テクニカル】

・一目均衡表

・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)

 

まずこちら日足です。

直近高値はおおよそ92万円です。

こちらを目安に90万円付近に近づけば、デリバティブ市場で短期的な戻り売りが入るように感じております。

 

サポートラインは74万円、80万円、昨日の安値の824,000円をポイントにレンジ相場で攻防が繰り広げられていくでしょう。

80万円前半で底堅い値動きを見せて再度上値を攻めていることから、もう数日堅調に推移をするかもしれませんが、80万円を割り込んだ場合、少し強めの下落が入りそうです。

ここを割り込んだ場合、ちょっとした急落に反転しやすいため、警戒をしておいてください。

 

4時間足で補足をいれます。

BTCJPT240

824000円付近のサポートを割り込んだ場合、一目均衡表の雲もきれいに下抜けます。

こういった重要テクニカルポイントを割り込み、さらに金額の節目や大台を割り込む場合は、その下に多くのストップロス注文が固まっていることが多いため、トレンドが加速しやすいのです。

ですので、80万円割れには要警戒と述べさせて頂きました。

 

ただしですが、90万円をバックに売ったプレイヤーは長期的に下落を見込んでいるとは考えにくく、サポートラインの手前で必ず一旦利食いをいれてくる可能性が高いです。

 

ですので、もし今週末から週明けにかけて75万円近辺まで下落するタイミングがあれば、買いエントリーを狙うべきではないでしょうか?

特に、74万〜76万円付近のファーストトライは反発力が強そうです。

絶好の買い場を模索して待機したいと思います。

その場合は指値注文を出しておくと便利ですので、ぜひ試してみてください。

 

XRPもついにボトムアウト!

XRPJPY-D-1

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

2週間ほど前に大きく上昇し、その後、ボトム圏の高値に引けたラインをサポートに、なんとかボトムアウトが実現したのがリップルです。

タイの商業銀行でも、XRPシステムの決済が導入されたと報道があり、BTCもそうですが、XRPの分散型ネットワークを採用する企業も増えてきました。

 

徐々に今年はこういったニュースが増えていくでしょう。

テクニカル的には、一目均衡表の雲が陽転し、遅行スパンがローソク足の上に大きく抜けてきました。

現在は、先日の上昇から少し一服感が出ておりますが、ローソク足が転換線を超えてくると上昇トレンド再開の合図となりやすくなります。

直ちに買いを狙うというわけではないですが、この超えてくるタイミングで短期的に乗っていくと良いトレードができそうです。

来週以降、注目でしょう。

52.40円の高値を超えた場合、60円回復が意識されるでしょう。

トレンド発生に注目です。

 

 

QASHJPYも回復傾向!上昇相場に転じるか?

QASHJPYーD

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

最後にQASH分析です。

12円台をバックにこちらも底堅い展開となってきました。

15円台に控えるレジスタンスラインと一目の雲をクリアに超えられるかが注目です。

ここを超えていきますと、逆にサポートラインと一目の雲がサポート帯となりますので、買いやすい環境になってくるでしょう。

現在の水準で雲の上抜けを狙うために打診買いを。

抜けてサポートから押し目買いを、といったトレードイメージを個人的に持っております。

逆にストップは12円割れに設定、10円手前から買いの指し直しっといった感じでしょうか。

 



【免責事項・注意事項】
本ウェブサイト上にて掲載される情報のうち、仮想通貨にかかる相場展望は執筆者の個人的見解であり、QUOINE株式会社の公式見解を示すものではありません。また、本ウェブサイトへの執筆者の記事掲載は、情報提供を目的としたものであり、ビットコインといった仮想通貨を始めとするいかなる商品についても、その売買等の取引の勧誘・推奨を目的としたものではありません。本相場展望は信頼できると思われる各種データを基に作成されていますが、その正確性、完全性、有用性、信頼性等いかなる保証も行いません。本ウェブサイト上にて提供される情報に基づいて、取引等の行為をなされる際には、自身の責任と判断の下で行ってください。当該行為の結果、損害を被ったとしても、QUOINE株式会社及び執筆者は、一切その責任を負いません。

執筆者

ひろぴー

加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株)  代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx

関連記事

ポルカドットとは?パラチェーンについても解説
BAT(ベーシックアテンショントークン)とは?特徴・過去のチャートなど
RSIとは | Liquidのチャートでテクニカル指標を利用する
Liquid by Quoine公式ブログ