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【6月7日】週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析

 80万円台を一度割り込むか!?戻り売り優勢は継続

<6月7日 週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析>

 

【今週注目度が高かったトピックス振り返り】

Gatehubがハッキング被害、XRP10億円相当が流失

 

暗号通貨ウォレットGatehubからXRP10億円相当流失していたことがわかりました。

この事件は5月末日頃に起こった事件のようで2400XRPがすでに市場に売りさばかれたようです。盗難額はさほど多いわけではないのですが、市場全体が買われすぎていたこともあり、強めに反落したのでしょう。BTC95万円付近から、XRP5152円付近から1020%ぐらいの下落に貢献してしまった形です。

しかしながら暗号通貨市場はまだ買いに傾き過ぎていたこともあり、もう少し調整が深くなるように思えます。

先日のコラムでご紹介した通り、中長期は買い目線ですが、短期的にはレバレッジ取引で戻り売りのほうに分がありそうです。

今週も各コイン、分析していきましょう。

 

週末に80万円割れを一度実現するか?

BTCJPY-D-3

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

 

【採用テクニカル】

・一目均衡表

・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)

 

BTC日足です。サポートラインをいくつか引いてみました。

今週は80万円前後まで2度試しており、いずれも今のところは防衛に成功しております。

個人的にはもう一度反発してから8587万円ぐらいから強めのショートが入ってくると考えており、その価格帯まで戻り待ちの姿勢を貫こうと思います。

MACDがダイバージェンスもしており反落の合図はすでに出ておりました。

またローソク足が一目均衡表の基準線を明確に割り込んでおりますので、深い押し目買いを示唆する合図です。

雲はまだ陰転もしておりませんし、引き続きしばらくは陽線で存在すると思うのですが、大きな上昇トレンド中に、雲の先端が捻れかけたり、捻れたばかりのタイミングが騙しとなり、また上昇トレンドに戻っていきやすい傾向にあります。(個人的な経験上)

ですので、それが起こるのはもう数日後でしょう。

そのタイミングが起こるまで買いは様子見としたいと思います。

短期的に戻り売りを楽しめそうですので、4時間足でショート戦略をご紹介したいと思います。

 

 

3点止めは稀。ブレイクアウトの確率のほうが高い。

BTCJPY240-2

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

4時間足に時間軸を落とします。

FXやトレードを長らくやっていると気づくのですが、水平線を引いて、2点で止まる水平線は無数に引けるのですが、3点も同じポイントで止められて反発していくチャートは結構稀です。

2回止められると、視覚的に押し目買いや戻り売りがしやすいポイントで間違いないのですが、こういった安易な行動を取るのが大衆です。

 

なので、彼らがストップを置いてくれている場所が明確なため、そこをブレイクすると大きくトレンドが伸びる可能性があるのです。

 

ですので、今回は80万円のサポートライン割れに比較的多めのストップが設置されているとみて、ここをブレイク前提で売っていきたいと考えました。

今回の戻りの目処は87万円を上限に、おおよそ85〜87万円ゾーンで少額も戻り売りを狙いたいと思います。

ターゲットは75万円前後に設定し、この付近からは前述した通り、中長期トレンドを狙って買いを入れたいと考えています。

 

 

 

XRPJPYももう一つ引きつけたい。

XRPJPY-D-2

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

XRP分析に移ります。

冒頭でご紹介した通り、10億円相当のXRPがハッキングされた5月末、52円近からの下落がその売りなのでしょう。

あまり注目しておりませんでしたから、気づきませんでした。

一時20%の下落となりましたが、XRPの時価総額から考えると大したものではないでしょう。(時価総額が1兆円以上あるため。)ある意味売られすぎだと思います。

 

しかしながら、BTCの形状もやや悪くなってきておりますので、連れ安の可能性も否めません。

買いで狙うならサポートラインが引ける、およそ40円か38円ぐらいでしょうか?4時間足に時間軸を落とします。

 

 

XRP4時間足は右肩下がりのチャネルレンジ形成中?

XRPJPY240-2

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

4時間足でもチャネルレンジを引くことができます。

 短期的に買いで向かうなら、下限ラインに沿って拾っていきたいところです。また逆にレバレッジトレードでXRPをショートで勝負したい場合は46円〜48円ぐらいの下落チャネルの上限ライン付近からではないでしょうか?

個人的にはBTCの値動きに追随する流れになると考えております。

アルトコインですし、BTC70万円台に突入してからしっかりと仕込む準備をしておくぐらいの気持ちで良いのではないでしょうか。

 

QASHJPYは12円がサポートに。

QASHJPYーD-1

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

最後にQASH分析です。

少しレンジを切り下げてしまい、12-14.5円のレンジ相場になりつつあります。

雲の先端が細くなり、陽転のチャンスとなりつつあったのですが、今回は惜しくも実現に至っておりません。

雲が陽転してきますと、レンジ相場の上限付近にまで価格を押し上げる可能性があります。

レンジ相場トレードに徹するなら現状から買いでも良いのではないでしょうか。

利益確定売りは1415円のゾーンで。何割かそのまま買いポジションを継続で、スイングしても良さそうです。

今週末は基本的にBTCの短期トレードで戻り売りを。そして中長期を見据えた買い場を狙った70万円台での買いを。

このように考えております。アルトコイントレードもこの動きを参考にしながらやっていくと良いでしょう。

 

 

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執筆者

ひろぴー

加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株)  代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx

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