【8月9日】週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析〜株安、円高と金融市場はリスクオフ!ビットコインにとって好都合!〜

【今週注目度が高かったトピックス振り返り】
- 米国 暗号通貨☓暗号通貨の取引にて課税対象外へ議論か。
- 米国が中国を為替操作国に認定 金融市場は大荒れに。
米国にて、暗号通貨同士の交換に課税対象を外す動きが出ております。
例えば、ETHからBTCを購入するときもETHを購入時に含み益が出ていた場合は、BTCに変えたタイミングで収益として確定申告が生じます。
これをなくそうと米国の下院議員が提案しているそうです。
まだこの法案が通るかは定かではありませんが、この流れを受けて日本でも課税対象の項目を一つ除外してほしいものですね。
為替市場では、円でユーロを購入する場合、一度、ドルに変換されてユーロを買っています。為替の両替は課税対象外ですが、暗号通貨のこの制度には個人的にも納得できません。いち早く是正してもらいたいものです。
米国が動けば、日本も近い将来、暗号通貨税制もそのようなものになるのではないでしょうか。
さて、暗号通貨市場ですがBTCは案の定反発してきました。
あっさり130万円に到達後、120—130万円の激しいレンジ相場となっている今週です。
米中貿易戦争は再勃発です。9月から米国は中国に追加関税10%を決定しました。これに対抗するかのように、ドル人民元レートが7.0まで続伸しました。関税で増えた分、為替レート操作で、その関税分を10%もみ消そうとしているのでしょう。
しかしながら、すぐさま米国は中国を為替操作国として認定を宣言しました。
非常に雰囲気が悪い金融市場です。株は下落、為替は円買いとなり、資産逃避としてBTCが選ばれた模様です。
今週も上昇方向でみております。各コイン分析していきましょう。
日足はやはり三役逆転が騙しだった。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
【採用テクニカル】
・一目均衡表
・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)
先週のコラムでは、「三役逆転」が騙しになる可能性について言及させて頂きましたが、その通りの展開となってきました。
再び日足のローソク足は雲を抜け始めており、イメージとしては矢印で描いている展開を予想してます。
サポートは雲です。
下降トレンドラインを上抜け、そして一目の雲が陽転すれば、再び大きく上昇してくれるでしょう。MACDの0.00付近からの陽転も◎です。
今週もレバレッジトレードの買いトレードで回していくのはいかかでしょう。
トレンドラインは一度、右に抜けてもみ合い後から?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
4時間足です。押し目買いの目安を模索してみましょう。
トレンドラインを引いてみましたが、そろそろ右に抜けてきそうです。少し過熱感がありそうですので、少し冷めてから上昇のほうがトレードしやすいでしょう。
MACDも一度0.00あたりまで下落してほしいところです。
つまり、もう2~3日この価格帯で維持してくれますと、上値を抑えている抵抗線を抜けていけそうです。(※レジスタンスラインをバックに短期トレードの戻り売りショートのストップロスが貯まるため、抜けたあとショートカバーとなり、次のレンジに切り上がりやすいため。)
一目の雲にタッチするタイミングで買っていくのも良いでしょう。
押し目買いの目処は120万円付近からの押し目買いでしょうか?
そこまで押すようなイメージを持っておりません。週末は120−130レンジを想定したトレードを中心に実施予定です。
ETHよりBTCなのか?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
続いてETH分析です。
BTCと比較しますと、滅法元気がありません。
今週もBTC中心トレードで良いでしょうが、レンジトレードするなら、21000円あたりからの買いはありでしょう。MACDはゴールデンクロスをすでにしており、あとはきっかけ待ちでしょうか?
4時間足で細かいタイミングをみてみます。
浅めに狙うなら22,500円から。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
4時間足で見てみますと、トレンドラインが引けました。
浅めに狙うなら22,500円でしょうか。
BTC連れ高を狙う場合はこのポイントから入っても良いように思えます。
一目均衡表の雲が陽転したり、陰転したりと、タイミングがつかみにくいのも事実です。
基本的には押し目買い、レンジ上限まで上値を伸ばす場合は、一旦そこで利益確定でしょうか?
上値の目処はレジスタンスラインを引いた25400円付近です。
これでも10%ほど抜けますと、悪くはないでしょう。
ただし、基本的にはトレンドが発生しているBTCのレバレッジ取引を中心に個人的には実施する予定です。
やはりよく動いてトレンドが発生しやすいコインペアを選んだほうが収益は出やすいですからね〜。
QASHの下限11円割れには要注意。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
少しずつ下値を切り下げつつあるのがQASHです。
10円まで押し目を待ったほうが良いでしょうか?
13.5円以上まで反発すれば、上昇にはずみがつきそうですが、一度抜けたところのサポートラインから入っていくほうが良いでしょう。
11円を割るようなら、一旦損切りをすべきでしょう。
次のサポートは10円でしょうか?ダメ元10.05などとギリギリ手前に指値をしておくと良い思いができるかもしれません。
総じて、今週もBTC中心のトレードになりそうです。
ETHとQASHは少額トレードにし、押し目買いを狙う程度で考えております。
↓お知らせ!
【Liquid Trading chartツールがリニューアル!】
Liquidのチャートツールがリニューアルです!
今までテクニカル保存機能がありませんでしたが、こちらの機能がついに実装されました!
早速、僕も一目均衡表+MACDというツールで登録してみました。
他にも、ボリンジャーバンドやRSIといったテンプレート保存も週末にかけてやってみたいと思います。
この機能はログアウト後もデータ保存として引き継がれますので、いつでもどこでも、他のPCからログインしてもこの機能は保存されます。ですので皆さんも自由にカスタマイズしてみてください!
他にも追加された機能の紹介は下記の記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧になってくださいね!
Liquid by QUOINE、チャート機能を大幅に強化 〜チャートの保存機能が多彩に〜
以上、余談にもなりましたが、今週の見通しをお送りしました。
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- 【Liquid by Quoine ライト版アプリ】は以下よりダウンロードができます。
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本ウェブサイト上にて掲載される情報のうち、仮想通貨にかかる相場展望は執筆者の個人的見解であり、QUOINE株式会社の公式見解を示すものではありません。また、本ウェブサイトへの執筆者の記事掲載は、情報提供を目的としたものであり、ビットコインといった仮想通貨を始めとするいかなる商品についても、その売買等の取引の勧誘・推奨を目的としたものではありません。本相場展望は信頼できると思われる各種データを基に作成されていますが、その正確性、完全性、有用性、信頼性等いかなる保証も行いません。本ウェブサイト上にて提供される情報に基づいて、取引等の行為をなされる際には、自身の責任と判断の下で行ってください。当該行為の結果、損害を被ったとしても、QUOINE株式会社及び執筆者は、一切その責任を負いません。
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執筆者
ひろぴー
加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株) 代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx