【10月18日】週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析〜底値は固まってきた! ショートトレードからロングトレードへ〜

- Libra協会が始動!21社加盟
この業界の世界中を騒がせたFacebookのLibra協会が始動したようです。
最終的には21社が正式に加盟した状態で動き出しました。
各国の政府は、大手企業へこのLibra協会から脱退を促していたようで、政府からの脅迫に近いような文書も流れていたようです。VisaやPayPalの脱退報道も目立ちました。
特に金融業界にとっては非常にやっかいな存在に成り得るFacebookを敵視し、政治的な圧力がかかっていたのでしょう。
10億人のユーザーを抱えるFacebookのコインができれば、たちまち国家レベルの通貨が誕生することになります。ネットワーク上の基軸通貨にも成り得ます。
中央銀行の存在意義を問われるほどのレベルになりますので、待ったがかかったのではないでしょうか。
個人的にはすごく応援しているだけに残念でなりません。
引き続きLibraの動向には注視をする予定です。
86万円以下では買い!?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
【採用テクニカル】
・一目均衡表
・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)
83万円のサポートラインが異様に固く、上値も重くといった状態です。
すでに市場のポジションは抜けきっているように思えます。
先日から持っていたBTCのショートポジションは本日中に手仕舞いをする予定です。再び買いトレードを狙って90万円超えを意識しております。
BTCは為替のFX以上にレンジ相場が長く続く傾向がありますので、もう1往復ぐらいは、83〜95万円で動くように感じます。
再び83万円をサポートに買いを狙い、90万円超えを狙う戦略です。
87万円以下では買いを、90万円以上では売りを3%ぐらいの値幅を狙ったトレードに切り替えようと考えております。
86万円割れからが絶好の買い場?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
4時間足に時間軸を落とします。
86万円に小さなサポートラインを引くことができそうです。
ここを割り込むかはわかりませんが、割り込んだ場合、ちょっとした急落がありそうです。
つまり、83-86万円ゾーンは逆張りとしては最も絶好なポイントになります。
ここでの買いをメインとしますが、割り込まずに再び上昇してしまいますと、買うにも買えなくなってしまいますので、86万円台でもある程度、買い仕込みをはじめようと思います。
ショートポジションはクローズしてドテン買いに切り替えるという意味です。
またCMEの先物市場を見ていると、ショートポジションの比率は高く、プロのトレーダーは下方向をみているようです。
下がったポイントならば買い戻しが入ると思いますので、これらのオーダーをバックに買い注文を狙う予定です。
やはりBTCより底堅い
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
ETHチャート日足です。
BTCと比較しますと、下値を切り上げているため、上昇に転じやすい形状だと考えます。
MACDもまだ0.00付近で推移しておりますので、意外にもニュートラルです。
走り出した方向に伸びやすいため、上方向に上昇すると、大きなトレンドに発展しやすい可能性がありそうです。
一目均衡表の雲も薄く推移しておりまして、テクニカル条件が整いつつあります。押し目の目処を模索してみましょう。4時間足に時間軸を落とします。
BTCが最安値を割り込んだとしてもETHは踏みとどまるか?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
18500〜20500円ゾーンで線を引いてみました。
押し目の目安は18600〜19000円でみております。
ここ最近コラムで更新している通り、ETHには強気です。
再びETHに力を入れてロングしていきます。
19500〜20000円に雲が存在しておりますので、ここを上抜けない限りは上昇にはずみがつきそうにありません。
投資予算の全てつぎ込んで今から買うよりかは、半分仕込んで、上方向に超えてきて、且つ勢いがでるタイミングを待ってから追加を入れるイメージで良いと考えます。
MACDはゴールデンクロスしはじめておりますので、これが騙しとならなければ、週末に一相場ありそうですね。
もちろん、18500円を割り込んだとしても、買い下がりを意識しております。
SWELL期待で堅調に維持。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
XRPのカンファレンスでSWELLというものが毎年開催されているのですが、この開催時期が近づくに連れて上昇する現象があります。(11月7日〜8日開催予定)
今回もその類ではないでしょうか。
4時間足ですが、綺麗な右肩上がりのトレンドです。
未来の価格上昇を先食いする現象は、他の金融市場でもよく見られる現象なので、ぜひ覚えておいてください。
この先、SWELL開催の前に値段が崩れ始める可能性も高いです。「セル・ザ・ファクト」という相場の格言通り、そのタイミングを狙ってショート戦略も良いのではないでしょうか。
BTCやETHをロングしたままXRPのショートですと、良いヘッジトレードとしても使えそうです。イベント開催前の1〜2週間前からが狙い目だと考えますので、おおよそ今月の最終週からでしょうか?
来週あたりからXRPショート戦略については詳しく記載していこうと思います。
今週はETH買いを中心に、ETH,BTCロング戦略、XRPは戻り売りの様子を伺うイメージです。
- Liquid by Quoine ログインはこちら
- 【Liquid by Quoine ライト版アプリ】は以下よりダウンロードができます。
【免責事項・注意事項】
本ウェブサイト上にて掲載される情報のうち、仮想通貨にかかる相場展望は執筆者の個人的見解であり、QUOINE株式会社の公式見解を示すものではありません。また、本ウェブサイトへの執筆者の記事掲載は、情報提供を目的としたものであり、ビットコインといった仮想通貨を始めとするいかなる商品についても、その売買等の取引の勧誘・推奨を目的としたものではありません。本相場展望は信頼できると思われる各種データを基に作成されていますが、その正確性、完全性、有用性、信頼性等いかなる保証も行いません。本ウェブサイト上にて提供される情報に基づいて、取引等の行為をなされる際には、自身の責任と判断の下で行ってください。当該行為の結果、損害を被ったとしても、QUOINE株式会社及び執筆者は、一切その責任を負いません。
このブログを定期購読する
ブログを定期購読して、
最新情報をチェックしましょう。
執筆者
ひろぴー
加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株) 代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx