【11月8日】週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析〜BTCは100万円で足場固め?次の好材料待ちの展開か?〜

- ブリッジウォーターのレイ・ダリオ氏が既存の金融システムは崩壊していると発言
世界大手のヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエーツのレイ・ダリオ氏が世界の金融システムについて崩壊していると発言しました。
米株式市場は史上最高値を更新し、日経平均もバブル崩壊後、高値をまもなくトライしようとしております。
世界経済が減速傾向をはじめた2019年、金融引き締めから各国が緩和措置を取り始めたため、さらに新規のマネーが株式市場に流れ込んだ格好です。
米国も急な速度で過度な利下げをはじめており、米中貿易戦争で実体経済が失速するものの、株価の高値更新に、ダリオ氏も呆れ顔なのでしょう。
個人的にも同意見です。
こういったタイミングから米国債や金、円やスイスフランを購入すると運用パフォーマンスが向上します。
リーマンショックから10年以上経過しており、リセッションの時期はまだかまだかと思われますが、マネタリーベース上、日銀もFRBもECBもリーマンショック以前より3倍以上の通貨を市場に放出してしまったため、景気サイクルスパンがおそらく長くなってしまっている現象がおきているのでしょう。
ダウ先物指数は3万ドルを目指す展開を予想しており、米大統領選挙までは上昇を続けそうです。
何故このようなことを申し上げたかといいますと、大きな景気後退期をビットコインは初めて迎えることになります。(2009年1月から誕生したため。)
リスクオフ資産の対象として本当に認められたような値動きを示すか、向こう1年で非常に注目が集まると思います。
新興国からキャッシュが流入しやすい環境も年々整ってきておりますから、非常に楽しみです。
今年の高値をトライが問われる1週間
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
【採用テクニカル】
・一目均衡表
・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)
BTC週足から見ていきましょう。
下降トレンドラインを右に抜けてきました。
まだ一目均衡表の雲は陽転をしてその形状をキープしておりますので、調整期間を踏ん張った格好です。
次の上昇は今年の高値である150万円を挑戦するかもしれません。
テクニカル的には、MACDのゴールデンクロスを控えていることから、110万円を超えてきますと、期待が持てそうです。
日足に時間軸を落としてみましょう。
100万円割れには繰り返し買い戻しが。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
日足ですと、およそ100万円をサポートラインとなっております。
一目の雲が手伝った格好です。
日足も雲の先端が陽転をはじめており、さらにこちらもMACDが0.00を超えてプラス圏に浮上となっております。
テクニカル的にも良い兆候と言えるでしょう。
習近平国家主席の発言より、浮上のきっかけを作ってくれました。
この機に続く好材料がほしいところです。今は地合いが良いのでちょっとしたファンダメンタルズで上昇しやすいと考えております。
4時間足はかなりの煮詰まり具合
さて、週末の押し目買い目処を狙いましょう。
4時間足上ではかなり狭いレンジ相場です。次のブレイクアウトは相場が走るでしょう。大きな陽線が出現後、それが合図となるはずです。
目先、サポートラインは97万円に引けます。
昨日は一時的に何度か100万円を割れる値動きを見せましたが、割り込んではすぐに戻り、割り込んではすぐに戻りを繰り返しており、執拗な買い、または短期的な戻り売りの買い戻しがサポートしているようです。
97万円〜100万円は買えそうです。
また現在の地合いでは、ストップはタイトに置く必要はあまりないと考えておりますので、88万円、または80万円割れぐらいの遠い距離にセットして、大きな上昇を狙うスイングトレードが良いと思われます。
20,000円がサポートに。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
続いてEthereumです。
BTCほど回復率は著しいわけではないのですが、それでも安値から20%上昇を示現しました。
夏頃からの下落は、BTCほどの下落率は悪いことがなかったため、その分の反発力も少し乏しかったのでしょう。
特に問題はないと考えており、引き続き強気の買い目線で継続です。
22,000円をクリアに超えていけますと、「三役好転」シグナルが点灯し、強い上昇相場に移行していくものと思われます。
ETHも4時間足で今週末の押し目を模索してみましょう。
買いの目安は19,200円から
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
4時間足で細かくみてみますと、19,200円にラポートラインが引けました。
一目の雲も少しずつ切り上がっているところを見ますともう少し浅い押し目から狙っても良いかもしれません。
その場合は19,800〜20,000円からです。雲をサポートに狙った戦略になります。
利益確定のターゲットは24,000円のレジスタンスラインに、(日足ベースです。)そして損切りは18,000円割れにセットして大きく狙いたいと思います。
イベントとしては、Ethereum2.0ローンチ時期である2020年の1月です。
期待の買いは以前から入っておりますが、実際の移行期の1〜2ヶ月ぐらい前からまた上昇が始まりやすいので、意識されやすい展開でしょう。
BTCの上昇をきっかけにアルトコインを牽引役となってくれるのでしょうか?
XRPはSWELLというカンファレンス開始後、「セル・ザ・ファクト」で売りとなりました。
XRPに関しては投資は見送り、今週はBTCとETH中心の買いトレードで考えております。
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執筆者
ひろぴー
加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株) 代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx