【11月15日】週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析〜BTCは残念ながらじり安の展開。反発期待を打ち砕かれている状態が続く〜

【今週注目度が高かったトピックス振り返り】
- マイニング大手Canaan NASDAQに上場決定!11月20日
- CMEが2020年1月から先物オプションを開始!
世界のマイニング最大手Bitmainに次ぐ、大手企業のCanaanがIPOを実施しておりましたが、そのCanaanが11月20日、NASDAQに上場が決定しております。そしてその株価に注目が集まっているようです。
当時ビットコイン相場が悪かったため、IPOで調達した額はおよそ100億円程度で、当初目標としていた資金調達の1/4しか集まらなかったものの、今のビットコイン相場ならば、株価的にも上昇が狙える可能性が出てきております。
来週のCannaanの値動きには注目が集まりそうです。
またCME先物市場が、BTC先物取引に続き、オプション取引を実装すると発表。
開始日は2020年1月13日と予想されているようです。
為替市場値動きは、FXのような差益を狙ったトレードにより市場が形成されていると思われがちですが、実は機関投資家の収益の大半は、為替オプション取引で成り立っております。
この為替オプションのストライクオプションやノータッチオプションの攻防により、価格が大きく動くように設計されているのです。
BTC市場にオプションが導入された場合、そのオプションに連動し大きく値段が動くようになるでしょう。
特にストライクオプションのターゲットによっては、無理やりその価格まで動かされるリスクもありますが、トレーダーとしては楽しみでもあります。
CMEの先物市場はBTC価格に大きな影響を与える可能性があるため、非常に注目しておくべきでしょう。
反発乏しく。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
【採用テクニカル】
・一目均衡表
・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)
さて、BTC分析を始めます。
徐々に右肩下がりになってきてしまいました。
110万円まで反発し、その後100万円を維持しようかというところで先週のコラムは執筆を致しましたが、それから日に日に1万円ずつ下落をしてきた始末です。
この日足ベースですと、95万円のサポートを割り込み、一目の雲の先端は陰転し、陰転した雲の中で推移が続きそうです。
90万円を再び割り込むようなことがあれば、80万円割れはありえそうです。
少し警戒しながら望む相場かもしれません。
90万円の押し目を狙う。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
4時間足に時間軸を切り替えます。
ファンダメンタルズの好材料も考慮しますと、それではただちに90万円を割り込むようなことはしないかもしれません。
一度90万円にタッチしてから急反発が望む方向で短期的な買いトレードを実践していきます。
今週は90万円からの買い指値を狙いたいと思います。
MACDもまだ、もつれ合っている形状をみますと、ここからトレンドが発生しやすいことを意味します。ですので、90万円の決め打ちもよくありません。
もし、うまく反発をした場合は95万円や100万円付近での利益確定を実施する予定で細かくトレードをしていきたいと思います。
19,000円からなのか?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
続いてEthereumです。BTCと比較するとやはり落ち着いておりますね。
16,600円〜21,500円のレンジですが、基本的には2万円を少し超える辺りでの滞空時間が長く、売りが降ってくるような形状はしておりません。
引き続きBTCよりも踏ん張りを見せるのではないでしょうか。
ETH/BTCで見ていたほうがチャート分析はしやすいかもしれません。
BTCの下落に連れ安にはなりそうですが、18,500円〜19,000円ゾーンで待ち構えて置くとよさそうです。
こちらは一目均衡表の雲の先端が陽転したばかりです。
買いの目安は19,500円から。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
4時間足はどうでしょうか?
きれいな三角持ち合いを描写することができました。
浅い押し目で勝負するなら19,500円からです。
あと2.5%ほど下落したところから入っていくことがポイントでしょう。
BTCも残り2.5%下落しますと、およそ90万円ですから、割に合いそうです。
仮にブレイクした場合、セカンドエントリーは19,500円で良いでしょう。
この4時間足ではかなりレンジ相場が煮詰まっておりますから、テクニカルは通用しにくいです。
トレンドラインやサポートラインを中心に考えたいと思います。
反発も虚しく下値の27円がターゲットか。
XRP分析です。
年初来安値がまだ射程圏内に見えます。SWELLカンファレンスも終えましたから、材料は出し尽くしです。
期待で買われたものが吐き出されるように思われます。27円からの反発も前戻しとなりそうです。一目均衡表の雲を下抜けしてきそうです。
サポートは27円まで見当たらず、ここを抜けた場合は、プライスの節目の25円でしょう。MACDもマイナス圏に沈下しそうです。
ここを抜ける場合は、さらに下値を切り下げる展開が予想されます。
BTCやETHを買う代わりに、XRPはショート戦略のヘッジが有効そうに見えます。
戻り売りの目処は30円をバックに。
4時間足です。仮にBTCがここから反発した場合、先にXRPのショートから仕掛けていけるかもしれません。
その場合は30円手前からとなります。
29円台でコツコツ戻り売り指値を準備しておくと良いでしょう。
ターゲットは27円のサポートラインです。
この手前で買い戻すイメージで良いのではないでしょうか。
習近平国家主席からの発言で市場は盛り上がりを見せましたが、早くも息切れ感が出てきました。
今週末はあくまで短期トレードでのぞみ、キャッシュポジションの比率を高めでトレードをやる予定です。
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執筆者
ひろぴー
加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株) 代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx