【11月22日】週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析〜「相場のよくわからない」は結構怖い。 ビットコイン謎の下落に疑問視〜

【今週注目度が高かったトピックス振り返り】
- Bakkt、Bitcoin先物取引はシンガポールからローンチ!
Bakkt取引所の現金決済先物取引アジア第一号は、シンガポールでのローンチに決まったようです。
シンガポールは暗号通貨取引所に最も明るい国の一つでもあり、規制もより厳格かつ柔軟な対応が可能な国でもあるため、認可が早かったのでしょう。
アジアの拠点、ハブとして今後の活躍に期待がかかります。
一方、中国でも毎日のようにポジティブなニュースが流れてきます。
国家戦略として推し進めていくと先日発言した習近平国家主席ですが、ブロックチェーン特許申請数もアリババが世界で群を抜いて圧倒的であることが先日の報道で判明しました。この業界は明らかにアジアが牽引します。
引き続き中国のファンダメンタルズには期待をしたいと思います。
しかしながら、ビットコインの値動きには疑問符です。
昨日から下落速度を速め、再び直近安値である80万円を襲いかかろうとしております。
80万円割れは黄信号
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
【採用テクニカル】
・一目均衡表
・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)
10月下旬から急騰を演じ、年末にかけて大相場か!?っと期待を込めた投資家は非常に多かったでしょう。僕もその一人です。
しかしながら、その期待を裏切る格好で今月は下落続きでした。
間も無く、80万円をトライしようというチャート形状です。
これほどファンダメンタルズで好材料が続いているのにも関わらず、下落トレンド入りという事は、市場の買いポジションが偏りすぎなのでしょう。
またレバレッジ市場では、個人投資家の買いが8割以上というデータもあり、逆にプロの機関投資家がとっているポジションは、CMEのデータによると70%前後がショートポジションを堅持しているようです。
投機筋はまだ下方向を狙っているように思えます。
まだまだ個人投資家のポジションを炙り出して下の方でしっかりと買い仕込む戦略のように感じます。
これだけ好材料が出ているのにも関わらず、ショートポジションが作れるという事は、相当な自信があるのでしょう。そして現在は彼らの思惑通りとなっております。
昨日から、個人的には売り目線に切り替えてショートトレード再開をすることに考え方を改めました。
7,300ドルもしっかりと見ておこう!
また参考までにドル建てです。
世界のBTC市場は、ドル建てが基軸通貨ペアですから、このプライスを注視しなければなりません。
ポイントは7,300ドルです。ここを割り込むと、次のターゲットは7,000ドルです。
ここを割り込む場合、6,500ドルまで下値を見なければならなくなります。
Bakkt取引所のオープンでプロの投機筋も参加しやすい環境が今年は大いに整いました。
そして中国もフィンテック分野に本気です。
日本はまだ熱が冷めておりますが、いずれこの波に自然と乗ってくるでしょう。
今までは個人投資家が市場の主役でしたが、これからプロの投資家が主役になります。
彼らは大きく儲けようと、相手の損切りを狙ってトレードしてくるため、今の個人投資家のポジションをまずは一掃したいのでしょう。
今一度、下サイドをしっかりと狙ってくる可能性があります。
年末にかけて、僕は下落トレンドにベッドする方向をチョイスしました。
戻り売りの目処は85万円
4時間足です。
ただの下落トレンドです。テクニカル上での選択肢は売りしかありません。
戻り売りの目処を85万円に設定します。
この手前からショートを狙っていきたいので848,000円ぐらいからでしょうか。
84万円以上に回復するタイミングがあれば、売りから入っていきたいと思います。また余裕を持ってレジスタンスラインでの追加の売りも準備しておきましょう。その場合は87万円付近からです。もう一つの売りの目処は87万円になります。
また逆にまだロングポジションをお持ちの方で戻ったところを損切りしようとお考えの方は85〜87万円が逃げ場となりますので、こちらもご参考ください。
ここでうまくショートを取れて80万円や75万円で買い戻すことに成功しますと、本来損失をさらに10%被るポイントで、10%のリカバリーができますので、相対的に見て、口座残高の20%を節約できることになります。
これは非常に大きな運用ポイントですので、相場ですからしっかりと現実と向き合って、資産運用されてください。
さて、週末の押し目買い目処を狙いましょう。
ETHはやはり底堅い!16,600円の安値は割れないのか?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
続いてEthereumです。BTCと比較して圧倒的に底堅いのがこのETH
です。
16,600円のサポートラインをここ何ヶ月も死守をしている格好です。
BTCは断続的に下値を切り下げておりましたが、このETHの踏ん張りには一定の評価を与えたくなります。
ボトム圏で一目均衡表の雲陽転は評価できそうだったのですが、これでまた前提が崩れてしまいます。
今週に限っては様子見で。買いにも売りにも向かいません。
ポジションの損切りをうまく引き付けたい場合は、18,000円〜あたりで少しずつポジションを縮小していく感じでしょう。
20円方向に再び走り出すのか?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
最後にXRPです。25円のサポートラインと22.50円のサポートラインを引いております。
MACDの日足が0.0を割り込み始めており、BTC同様にローソク足チャート形状が悪化を始めているため、BTCが80万円を割り込む場合は連れ安がのうこうでしょう。先日のSWELL期待での買いポジションはまだ残っている可能性が高く、まだ損切りが出ると思われます。最安値更新でさらに急落する可能性がありますから、20円方向をターゲットにショートトレードが良いのではないでしょうか。
基本、BTCの値動きによって連動すると思われますので、BTC
が85〜87万円ゾーンまで帰ってきたタイミングからショートを振っていくと良いと思われます。
ターゲットもBTCが75万円に差し掛かるタイミングで利益確定となります。そのタイミングが20円ぐらいだった場合は、絶好の利益確定ポイントではないでしょうか。
今週末から苦しい展開が帰ってきそうです。売り目線に戻して戻り売り戦略に再び切り替えたいと思います。
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執筆者
ひろぴー
加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株) 代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx