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【12月6日】週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析〜年内いっぱいは、戻り売りか?断続的な売り圧力にさらされるクリプト市場〜

メインイメージ

【今週注目度が高かったトピックス振り返り】

  • イーサリアム0最終アップデート、イスタンブール間も無く!

     

12月7日にETHの大型アップデート、「イスタンブール」が行われます。(アップデート名のことです。)

取引所からアナウンスがある通り、土日はETHの送金・受金を行わないようにしましょう。

このアップデートは、Ethereum2.0へ移行する最終調整をするためのアップグレードになります。これにて、マイニング方式がPoW→PoSに移行が始まります。

マイナーがPoWからPoSに移行する動機として、PoWのマイニング報酬は下がる仕組みを取っているようです。

Ethereum2.0のチェーンは、ジェネシスブロックとして誕生するようで、マイナーはこのPoSを採用したチェーンにお引越しが始まるのですが、名前の通り、プルーフ・オブ・ステークということで、一定のETHを保有してマイニングに参加というスキームに切り替わります。
よりデフレーションがしやすい仕組みとなっているため、市場の流動性は下がる可能性があります。

しかしながら、価格のコントロールがしやすいことから、グッドファンダメンタルズによって価格の上昇が見込める可能性が高まります。

マイニング報酬の半減→その代わりに価格上昇によって、相殺しようというのが今回の試みの一つでもあります。

マイナーやETHのデヴェロッパーの報酬が徐々に調整されてくる場合、上昇基調に転じやすいでしょう。

 

またPoW からPoSに移行した大型コインはありません。

僕のようなファイナンス好きには世紀の大実験であり、これがパブリック参加型の金融資産が事実上、金融政策の変更をした際にどのような値動きを演じるか、非常に興味深いものがあります。

 

さて、チャート分析をしていきましょう。

 

一目の雲で踏ん張る週足!

BTCJPY週足 (1)-3

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

【採用テクニカル】

・一目均衡表

・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)

 

まずは週足です。

先週のコラムで申し上げた通り、85万円をバックの戻り売りは正解だったと考えております。70万円代ミドルは雲の薄い部分でもありますが、なんとかここがサポート帯となっており、何度か反発を演じている状況です。

MACDはそろそろ0.00付近到達が近づいてきており、相場が止まりやすいポイントでもありますが、これは週足です。もう2〜3本大きく動く余地は残していると思います。つまり、もう2〜3週間は下落トレンドが優勢になりやすいと個人的には考えております。

 

 

70-85万円の三角保ち合い形成?

BTCJPY日足 (1)-5 

日足です。イメージとしては、その2〜3週間かけて三角保ち合いを形成していくのではないかというイメージです。

70-85万円ゾーンで推移し、市場参加者を振り払って、最後は下方向に最終トレンドが発生するようなイメージです。

昨年は12月にBTCボトムをつけました。
アルトコインによっては1月につけているコインもあり、ダブルボトムを形成したことに変わりはありません。

個人的には、この値動きは今年もあるように考えており、最終下落を狙って、最後はドテン買いに変更をイメージしております。

BTC戻り売りのイメージは変わらず、80万円以上は売り、70万円代前半から一部利食い、残りのポジションは急落狙いとイメージを持っております。個人トレードでは、ショートを継続です。

 

 

セル・ザ・ファクトが出ている?

ETHJPY日足-15

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

次にETH日足分析です。

BTCの急落に伴い、下落しておりますが、先週のコラムでご紹介した通り、UpbitでハッキングされたETHの売りが断続的に出ている可能性が高そうです。

まだしばらくこの売りは継続されるでしょう。さらにイスタンブールの大型アップデートはポジティブですが、これはだいぶ前から期待されていた、いわば織り込み済みの材料です。ですので、この期待で買っていた投資家も今は含み損で損切りを余儀なくされている状態とも重なっているものと思われます。

よって、BTCよりも価格の回復力が弱いのだと思われます。

個人的には非常に応援しているコインですが、まだ買い戻せません。短期的にレバ取引で戻り売りがベストだと思われます。

14,000円を割って昨年の安値付近をターゲットで考えております。

4時間足で具体的なエントリータイミングを見てみましょう。

 

 

雲の中で三角保ち合い形成中

ETHJPY4H-2

三角保ち合いを形成中です。

下方向に勝負する前提で書きますと、このラインの上限、つまり16,500円をバックに戻り売りでしょう。

ターゲットは15,000円、そして安値である14,200円です。

騰落率から考えると、BTCより下落の値幅がありそうです。

16,500円で売り、15,000円で買い戻しをするだけで10%ほどサヤが抜けます。

これを基準にショートトレードを狙っていきたいところです。

まだセル・ザ・ファクトの売りも残っているでしょうし、流動性がこの土日は極端に落ちる可能性があります。

このアップデートには、少しネガティブサプライズに賭けてみても良いかなっといったイメージを持っています。

 

 

XRPは予想通り25円方向へ、さらに20円を目指す展開か?

XRPJPY日足 (1)-3

最後にXRPです。

現在24円で推移をしておりますが、まだまだロックアップの放出が毎月定期的に出てきますので、買いにくいでしょう。23円のサポートラインを割り込めば、いよいよ20円が見えてきます。今年はひたすら下落トレンドを演じたXRP

ですが、来年もこの流れは継続するようなイメージです。

相場全体が湧かない限り、10〜15円がターゲットとなるように思えます。

急落狙いならば、BTCやETH同様にショート戦略です。25円をバックに20円方向へのショートトレードです。20%以上のサヤを狙ったトレードですので、レバ1倍で十分ではないでしょうか。

今週末もテクニカル的な地合いは、売り優勢なため、基本売りトレードのみで勝負していく予定です。

 

   

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執筆者

ひろぴー

加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株)  代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx

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