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ビットコインは下げ止まり? テクニカル的にはもう一歩待ちたい展開か

メインイメージ

3月6日 週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析

【目次】

 

 

 

【今週注目度が高かったトピックス振り返り】

  • インド最高裁が既存の仮想通貨販売行為禁止令に、違憲!

今週ポジティブな速報が流れました。

インドにて、仮想通貨取引やそれら類の行為が禁じられていたのですが、インド最高裁はこれを違憲として判決を下しました。

インドの中央銀行に対する「違憲」という判断ですので、政治の圧力は相当なものがあったかと思われます。

このニュースを受けて、インドの仮想通貨取引所トークンやインド初の暗号通貨は価格が大きく上昇をしておりました。

英語圏ということもあり、米国と繋がりも強くなっていくでしょう。

インドの動向にも今後注目が集まります。

 

また新型コロナウィルスの影響により、世界の金融市場が低迷してしまった場合、おそらくインドはいち早く回復するでしょう。これは10年前のリーマンショック後、急速な回復を見せて世界経済を牽引した中国を連想して言及しております。

人口はその国の経済成長に直結します。

インドの人口は中国を抜いて世界一になることが確実視されておりますので、その立場は取って変わるでしょう。インドの暗号通貨取引改善への第一歩は非常に大きな意味を持つことになるのではないでしょうか。

 

 

 

ビットコイン、一目雲の中で値動きは重い

BTCJPY日足-19

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

【採用テクニカル】

・一目均衡表

・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)

 

さて、BTCの日足分析からはじめます。

先週のコラム更新後、やはり下方向にもう一段安となり、安値は91万円付近となりました。戻りもなく、だらだらとキャッシュポジションに戻す動きが出ています。

ローソク足実体は雲の中に突入し、横ばいでの推移です。

MACD0.00ラインまで下落し、少しマイナス圏で推移がはじまっております。

反発力が乏しい証拠です。

テクニカル的には、まだ下サイドを攻めるように見えます。

雲の先端も陰転していることから、少し戻り売りの期間が到来しそうです。

また過去5年間のBTC/USDの値動きをベースに語りますが、3月は月足が陰線になる回数が多い傾向にあります。

2015年からのカウントになりますが、上昇したのは昨年のみです。

5回中1回しか上昇したことがないのです。相場では日柄を重視してトレードすると意外にも好成績を残せますので、アノマリーとして捉えるならば92万円を下回った水準からが買いになります。

 

 

 

 

MACDが0.00ラインまで回復、トレンド再発生には注意!

BTCJPY4H-13

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

4時間足に時間軸を落とします。

この足では、すでにMACDが0.00まで回復してきました。

上昇下落のパワーバランスはニュートラルと捉えられます。この水準から始まるトレンドは比較的続きやすい傾向があるので、下方向の場合は注意が必要です。

下値と上値を徐々に切り上げてはいるのですが、高値を超えても戻りが強いことを考えると、もう一段は安値をつける値動きが起きてもおかしくはありません。

買い向かうなら、押し目買いでも深い押し目買い、安値を割れてからの買い参入が無難ではないでしょうか。

個人的には、再び90万円の手前からエントリーを予定しております。91万円の安値を少し割り込んだ水準からをイメージです。

 

 

 

 

イーサリアム、下値は21,000円?23,000円?

ETHJPY日足-24

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

ETH分析に移ります。今回の下落はBTCよりもきついものとなりました。

戻りも浅く、23,000円のサポートラインよりも、21,000円のほうが意識されそうです。

MACDが0.00ラインまで下落してきていることを考えれば、次の上昇トレンドに回帰する際は期待が持てそうですが、もう少しだけ引き付けてからのエントリーを個人的にはイメージしております。

 

 

 

 

弱気な三角保ち合い

ETHJPY4H-10

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

4時間足では、ディセンディングトライアングルの形状となっており、三角保ち合いの中でも弱気の形状として知られております。

23,000円のサポートを割り込みますと、下落幅が加速しやすい形状ですので、23,000円手前からの買い指値は個人的に控えたいと考えております。

一目の雲がまだ分厚い抵抗帯として存在しておりますので、この雲が薄い領域に差し掛かるには、あと1週間ぐらい必要そうです。

来週のコラムを更新する頃、21,000円〜23,000円のゾーンで推移をしているなら、ぜひ買ってみたいと考えます。

今週末は様子見姿勢でありながら、丁寧な押し目買いスタンスで臨みます。

 

 

 

 

QASHは雲を割り込む水準に QASH日足-2

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

最後にQASH分析です。

1月の安値圏までほぼ戻ってきてしまいました。

ちょっと弱々しさが目立ちます。

丸で囲ったポイントは雲を下抜けてしまう重要ポイントであり、ここを抜けてしまうと、雲の先端も陰転間近であることもあり、三役逆転シグナル点灯となってしまいます。

現状の価格では買いは一旦様子見をしたいポイントです。

ETH同様に引き付けて買うなら4.5円ぐらいからでしょうか?

 

 

 

 

4時間足ではポジションの投げ合い合戦

QASHJPY4H

出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)

 

4時間足で細かくみてみます。

ボトム圏にこれといったウェーブも作らず値動きが形成されていることを考えると、買いポジションがまだ捕まっている値動きです。トレンドの最終局面では、大きく上下を繰り返して、トレンド中に発生したローソク足よりも長い足が連続されるケースがほとんどです。

つまり、ポジションの投げ合い合戦が繰り広げられている証拠であり、この投資行動が終了しますと、元来た道を一定幅戻します。

今回QASHは大きく下落をしてしまったので、反発する場合はそれ相応の上昇があることも付け加えておきます。

今週末は少し弱気相場をみて、買い方向ですが、少し間を置いてからの参入が良いのではないでしょうか。

 

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執筆者

ひろぴー

加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株)  代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx

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