ビットコイン半減期まであと3日! 年初来高値は射程圏内に!

5月8日 週末向けひろぴーのcryptoテクニカル分析
【目次】
- 今週注目度が高かったトピックス振り返り
- ビットコイン、上値のターゲットを115万円に変更!
- フィボナッチ23.6%を狙え!
- イーサはサポートライン20,800円と少し弱気設定
- 4時間足は弱気形状になりつつある。
- リップルはようやく雲を突破!
- QASHは3.5円サポートを割り込みつつも踏ん張る
【今週注目度が高かったトピックス振り返り】
- ビットコイン半減期は12日早朝5時付近か?
- 新型コロナウィルスの増加率は1週間で18%
出所:Reuters
327万人から1週間で386万人となりました。約18%の上昇です。
先週は21%増加でしたので、さらに鈍化した格好です。しかしながら、ここへきて少し減少速度が落ちてきました。
ロシアをはじめ新興国での感染拡大が広がっており、このあたりが感染者数減速に待ったかけた形です。
また向こう1週間見極める展開ですが、欧州、オセアニアエリアではコロナウィルスによるロックダウンの一部解除が多く目立ってきました。
日本も感染者に対しての回復者及び死亡者の割合が39%にまで登ってきており、日本人の回復率は他国と比較して圧倒的な速度です。おそらくあっという間に70%付近まで上昇していくでしょう。これはポジティブに捉えてよいと思われます。
またビットコインは100万円を明確に超えてきました。
4年に一度の半減期まで、あと3日と少しです。
12日早朝5時ごろに1ブロックの報酬が半分に減ります。市場への供給速度が圧倒的に減少しますので、これは通貨高要因です。
この期待は値動きにも現れております。
前回コラムでもご紹介しました、BTCのドミナンスは上昇傾向にあり、暗号通貨市場全体のシェア69%ほどがビットコインとなりました。
間違いなく、半減期を意識したアルトコインからビットコインへの資金流入でしょう。
週末はさらに盛り上がる可能性があります。
もしかしたら1BTC120万円とかもあり得るかもしれませんね!
ビットコイン、上値のターゲットを115万円に変更!
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
【採用テクニカル】
・一目均衡表
・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)
BTCは107万円付近まで値を伸ばしました。
ドル建てで1万ドルの水準だったため、そのレジスタンスに阻まれて少し足踏み中といったところでしょうか?
一目均衡表は「三役好転」の形状を維持、MACDも過熱感を示す動きはまだでておりませんので、もう一段高が狙えるかもしれません。買いトレード継続で今週末も攻めたいと思います。
目安となるポイントは、直近サポートは100万円でしょう。ただし、勝負を仕掛けてきている相場ですから、そこまで押し目を作るタイミングがないかもしれません。ボラティリティが高いので、今週に限っては1時間足をベースに分析をしていきます。
フィボナッチ23.6%を狙え!
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
1時間足で浅い押し目を狙っていく分析をしてみました。
ポイントは2つ、103万5,000円、そして102万5,000円です。
相場の勢いが強い場合、押し目は23.6%で止まるケースが多いです。
ですので、今回は、この103万5,000円をひとつのキーポイントに置きたいと思います。
(※現在の高値が変わった場合、押し目ポイントは切り上がりますのでご注意ください。)
そして次は102万5,000円のサポートラインです。
個人的にはこの2つのポイントで押し目買いを狙う予定です。
ターゲットは115万円の年初来高値付近です。
もし、この相場がさらに盛り上がり、115万円を超えるようでしたら、おそらくあっという間に125万円ぐらいまでは上昇できると思われます。利益確定のポイントは一度、この二つの水準を意識してトレードしていく予定です。
損切りは90万円割れで考えています。
イーサはサポートライン20,800円と少し弱気設定
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
続いてETHです。BTCJPYより明らかに上昇率が劣ります。冒頭でご説明した通り、ドミナンスの影響でしょう。
BTCが上昇すればもちろん価格は上昇すると思いますが、上昇率に見劣りをしそうです。
買い相場ではあるのですが、今週末もBTCトレードに集中したほうが得策だと考えますので、トレードは控えめにいきたいところです。
もし買いを狙う場合は、この日足サポートラインの20,800円付近からで良いでしょう。
4時間足は弱気形状になりつつある。
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
4時間足では、雲が陰転しています。MACDも0.00ラインまで戻っていることを考えると、BTCJPYを買い、ETHJPYを戻り売りでヘッジをかけたETH/BTCのショートを作って安全に運用するのも手ではないでしょうか。
戻り売りを狙うなら24,000円手前からです。
BTCをロングした後、含み益が出た頃からETHJPYの売りを同額近くまで保有してスイングもありだと思われます。
ただし20,800円付近まで下落した場合は、利益確定で良いと思います。戻り売りはあくまでも短期的にです。
リップルはようやく雲を突破!
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
XRPJPY日足です。ようやく雲を突破してきました。
雲が陽転してしばらく経過しておりますし、上昇に弾みがつきそうです。
ETHJPYと比較してややXRPの形状の方に部がある形です。アルトコイントレードで仕掛けるならXRPJPYかもしれません。
押し目の目処は雲のサポートでしょうか、22.00〜22.50円での買い指値で待ちたいと思います。
QASHは3.5円サポートを割り込みつつも踏ん張る
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
最後にQASH分析です。
3.5円を割り込みつつも回復してきました。しかしながらETHやXRPと比較して買いの流入は少ないように見えます。
一目の雲がレジスタンスとして存在しておりますので、買うとしたら、3.00円手前ぐらいからでしょう。QASHに関しては現状は見送り、3.00円手前に指値注文を出しておく程度で良いのではないでしょうか。
これより上昇に勢いがつくポイントを想定するならば、4.2円のレジスタンスラインを突破してからでしょう。本格的にポジションを取るには、このエリアを突破してからでも遅くないと思われます。
今週末も基本的にBTCトレードに注力したいと思います。115万円と125万円と少し遠いですがターゲットとしております。ただし個人的には、半減期を迎える前日には一度ポジションを半分程度クローズする予定です。「利食い千人力」ということで。
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執筆者
ひろぴー
加藤宏幸(業界ネーム:ひろぴー)CXRエンジニアリング(株) 代表取締役であり、Trading View Japan Directorも兼任。FX・BTCトレーダー コラムニスト・ラジオ日経パーソナリティ等業界を幅広く活動中。Twitter: @hiropi_fx