アメリカの投資家として有名なバフェット氏は、2018年1月のテレビのインタビューに対して「仮想通貨は悪い結末を迎えると、私はほぼ確信を持っている」と発言しました。
仮想通貨に関する是非は、日本国内に留まらず海外の著名な投資家達も議論を交わしています。
ここでは、仮想通貨投資に批判的な意見を持つバフェット氏の発言や方針、ビッグネームの投資家による仮想通貨に関する発言などをご紹介します。
バフェット氏「今後も仮想通貨には手を出さない」
バフェット氏はビットコインに関して、「バブルのようなもので価値を生み出さない」と話しています。
「ビットコインは送金手段としては優れている部分もあるが、ビットコインそのものに固有の価値があると考えるのはおかしい」とインタビューで答えており、仮想通貨に対し批判的な姿勢をとっています。
バフェット氏は短期的な利益を優先せず、長期的に投資するスタイルです。複雑なものやIT関連などには投資しない姿勢は、新しいものを批判することの表れでもあるのでしょう。
そのため、「今後も仮想通貨には手を出さない」と公言しています。
バフェット氏とは
ウォーレン・バフェット氏は、著名な投資家の1人として世界からも注目を集める人物です。
世界最大の投資持株会社である「バークシャー・ハサウェイ」の会長兼CEOを務めており、慈善事業などにも意欲的に行っています。
世界の富豪ランキングでも常に上位を争うバフェット氏は、2002年の72歳のときには357億ドルという桁外れの資産を得ています。
2006年の76歳のときには、資産の85%を5つの慈善財団に寄付するとしています。
「理解できないものには投資しない」バフェット氏の方針
バフェット氏は「あなた自身がよく知っているものだけに投資するのが、成功への道である」と話しているように、「自身が理解できないものには投資すべきではない」と公言しています。その理由として、投資をする上で知らないことは最大のリスクに繋がるためとしています。
ビックネームの今後の仮想通貨投資への発言に注意
バフェット氏のように仮想通貨に対して批判的な発言をする投資家がいるように、JPモルガンのCEOであるダイモン氏も、バフェット氏と同様に「ビットコインはバブルである」と批判的姿勢をとっています。これに反して、仮想通貨投資に積極的な投資家もいます。三大投資家といわれるアメリカのビル・ミラー氏はビットコインを高く評価し、積極的に投資を行っています。ミラー氏は「ビットコインには長続きする価値があるかもしれないし、そうでないかもしれない技術的実験であるということです」と話しており、資産の約30%は仮想通貨ビットコインであると公言しています。世界中の投資家達から物議を醸す仮想通貨の動向から、今後も目を離せません。
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