不動産会社ケリーバックスが、ビットコインで決済できる店舗をオープン
東京都港区に本社がある不動産会社・ケリーバックスは、2018年2月20日、「ビット不動産(Bit Real Estate)」を麻布十番にオープンしました。
ビット不動産は、ビットコインでの不動産決済を可能にした店舗で、ケリーバックスとビットコンシェルジュがコラボレーションして誕生した店舗です。
賃貸物件の家賃支払いのほか、投資用に購入する億単位のマンションの代金決済まで、ビットコインで支払いができます。
ケリーバックスはこの店舗をフランチャイズ1号店としており、フランチャイズや提携の相談なども受け付けています。
ビットコインによる不動産決済はほかにもある
ビットコインによる不動産決済は、ケリーバックスが初ではありません。
国内外を問わず、不動産決済をビットコインで行える会社がいくつか存在しています。
例えば、東京都港区に本社があるイタンジ株式会社では、2018年1月10日より仮想通貨で不動産売買ができる「HEYAZINE COIN(ヘヤジンコイン)」というサービスを提供しています。
このサービスでは、購入時の物件代金以外にも、仲介手数料、諸経費もビットコインでの支払いが可能です。
ビットコインは常に価格が変動するため、売り時や買い時が分からないという人のために、物件価格や決済時期の提案も行ってくれます。
また、スペインに拠点を置く「Mister Piso」という不動産会社もビットコインによる支払いで、物件の売買を成立させています。
この物件は5年間も市場に売り出されていたのですが、なかなか売れず、販売の効率化を図るためにビットコイン決済を取り入れました。
Mister PisoのマネージャーであるGerard Platero氏は「ビットコインを利用する取引によって、手数料などのコストを削減することができる」と述べています。
ビットコインは法定通貨として換算し、その所得に応じた税金を支払わなければなりません。
近年ビットコインの価値は上昇しており、その分利益が上がっている投資家も増えています。
ビットコインでの不動産決済は、こうした税金への対策にもなるのではと期待されています。
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