アクセルマークが仮想通貨とブロックチェーン技術を利用したオンラインエンターテイメント事業へ
2018年3月、アクセルマーク株式会社(本社:東京都中野区 代表者:尾下順治)は、仮想通貨とブロックチェーン技術を利用したオンラインエンターテイメント事業に参入することを発表しました。
アクセルマークは「『楽しい』で世界をつなぐ」を理念に掲げ、モバイルゲーム事業や広告事業などを展開していますが、近年急速に発展しているDApp(Decentralized Apps:分散型アプリケーション)を活用したゲームが注目を集めていることから、DAppを利用した事業に参入することを決めたとしています。
第一弾として、3月26日には、ブロックチェーンゲームを紹介する「Blockchain Game info」をリリースしました。
「Blockchain Game info」では、世界中のDAppの状況を確認したり、人気のあるアプリをチェックしたりすることができます。
これまでのDAppのサービスは英語で提供されているものが多く、英語ができない人には最新の情報を掴むことが困難でした。
しかし、「Blockchain Game info」は日本語で情報が提供されているため、英語がわからなくても最新情報をチェックすることが可能です。
「Blockchain Game info」のリリースは、アクセルマークのDApp事業参入への第一歩といえるでしょう。
アクセルマークは2018年の夏までに独自DAppの提供を始めると発表しています。また、こうしたサービスを提供していくためには、独自トークンの発行が有効的だと考えており、今後はICO(Initial Coin Offering:イニシャルコインオファリング)も、手段のひとつとして考えていくとしています。
事業参入への背景
アクセルマークがブロックチェーン技術を利用したオンラインゲームへの参入を決めた背景には、仮想通貨とDAppの注目度が上がっていることにあります。
2017年11月から提供が始まったDApp「Crypto Kitties」で使われるイーサリアムは、取引総量の30%以上といわれ、150万人以上のユーザーが利用しているとされています。
また、スマートフォン向けのゲームを提供するアソビモ株式会社(本社:東京都豊島区 代表者:近藤克紀)でも、ブロックチェーン技術を使ったゲーム開発を発表しており、仮想通貨とブロックチェーン技術のゲーム分野での活用が、徐々に増えてきています。
アクセルマークではこうした仮想通貨やブロックチェーン技術の広がりが、スマートフォンや携帯電話と同じように成長を遂げていくと考えており、今回の参入に踏み切ったとしています。
今後アクセルマークをはじめとしたオンラインゲームを提供する会社が、どのように仮想通貨、ブロックチェーン技術を応用していくのか、注目したいところです。
このブログを定期購読する
ブログを定期購読して、
最新情報をチェックしましょう。