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ビットコインキャッシュがハードフォーク。ブロックサイズの拡張へ

ビットコインキャッシュが5月16日にハードフォークを実施

5月16日午前1時(日本時間)、ビットコインキャッシュネットワークのハードフォークが行われました。
 
Bitcoin ABCでは、ハードフォークの実施にともない、Bitcoin ABC 0.17.1をリリースし、ソースコードを公開しています。開発者たちは今回のハードフォークに際し、新バージョンのダウンロードか、ソフトフェア更新、互換性のあるソフトウェアの利用を呼びかけています。
 
Bitcoin ABCのリードデベロッパーであるアモリ・セイシェ氏は「今回のハードフォークによって、PayPalのようなボリュームの支払いが可能になる」としています。
 

ハードフォークで何が変わる?

今回のハードフォークで大きく変わるのは、ブロックサイズとシステムの拡張性です。
 
ビットコインキャッシュのブロックサイズは、これまで8MBでしたが、今回のハードフォークによって32MBに引き上げられました。ブロックサイズが引き上げられたことによって、ブロックに書き込めるトランザクションの数が多くなり、これまでよりも処理速度が速くなります。
 
また、システムに拡張性を持たせたことも、今回のハードフォークの大きな特徴です。今回のハードフォークではオペコード(機械に命令を出す言語)を書き換え、スマートコントラクトを実現できる、イーサリアムのような特徴も加えたとしています。
 
「拡張性を持たせ、いくつかのプロトコルの実装をしておくことは、技術や公平性の面から見ても有効的だ」とセイシェ氏は述べています。
 
複数のプロトコルを実装しておくことにより、実装しているプロトコルのひとつに不具合が起きても、ほかのプロトコルで取引を続けることができます。また、もし悪意あるクライアントがいて不正を働いたとしても、複数のプロトコルがあることによって、悪意あるクライアントは信用を失い、代わりに別のクライアントが利益を得ます。そうすれば市場は公正性と誠実さが保たれます。
 
ビットコインキャッシュのハードフォークが、これからの仮想通貨業界にどのような影響をもたらすのか、注目が集まっています。

執筆者

Liquid編集部

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