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オーストラリアの小さな都市が「仮想通貨フレンドリー」を宣言

オーストラリアのアグネス・ウォーターが「仮想通貨フレンドリー」都市を宣言

オーストラリアにあるアグネス・ウォーターが、今回オーストラリアで初めてとなる「仮想通貨フレンドリー」都市となることを宣言しました。

アグネス・ウォーターでは、旅行会社やレストラン、リゾートなど、30以上の企業でビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を利用できます。仮想通貨による支払いを歓迎することで、仮想通貨を利用する観光客を呼び込み、観光業を活性化していくことを目的としています。

この取り組みを支援しているセレブ・ヨー氏は「通貨の違う国を訪れる場合、複数の為替を扱わなければならないが、仮想通貨であればそうした煩雑さも、ATMを探す必要もない。今回、アグネス・ウォーターが仮想通貨フレンドリー都市となったことは、大きな意味がある」と述べています。

 

アグネス・ウォーターと仮想通貨

アグネス・ウォーターは、ブリスベン国際空港から5時間ほどの場所にある、人口2000人の小さな都市です。その都市が仮想通貨フレンドリー都市を宣言したきっかけは、地元で不動産業を営むゴードン・クリスチャン氏が、仮想通貨に興味を持ったことが始まりです。

あるとき、クリスチャン氏は、顧客にビットコインの支払い方法を尋ねられました。それからしばらくして、ブリスベン空港がビットコインでの決済を始めたというニュースを聞き、仮想通貨での支払いを検討し始めます。

このことを地元で交流のある企業に話してみたところ、複数の企業が興味を持ちました。仮想通貨での決済を取り入れようと即断した企業もあり、話を進めることはさほど難しくなかったようです。

クリスチャン氏は「今後は観光地へのシャトルサービスも検討している。どうすれば観光客が来てくれるのか、どこに滞在して、何をしにアグネス・ウォーターを訪れるのか、本気で考えている」と述べ、今後も仮想通貨フレンドリー都市として、旅行客による仮想通貨の利用先を広げていく考えを示しました。

世界では、観光客誘致のために仮想通貨を利用できる場所を増やしている都市がいくつかあります。アグネス・ウォーターのあるオーストラリア国内でも複数の場所で仮想通貨が利用できるほか、ヨーロッパでは利用できる場所が特に多いです。

前述したように、法定通貨の場合は複数の為替を取扱わなければなりません。しかし、世界共通の仮想通貨であれば、いつ、どこにいても利用することが可能です。

今後、アグネス・ウォーターが仮想通貨フレンドリー都市として成功すれば、同じような都市が増えていくでしょう。

執筆者

Liquid編集部

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