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新しいLiquid Coin (LQC)についてのご挨拶

メインイメージ

栢森 加里矢/マリオ・ゴメズ・ロザダ

『水は流動的で、滑らかで、柔軟に形を変えます。しかし、水は、硬く曲げることができない岩をもすり減らすことができます。つまり、流動的で柔軟に、臨機応変に対応すれば、困難なことも克服できるのです。これはひとつの逆説(パラドックス)ですが、柔軟であるということはつまり、強いということなのです。』~老子

 

QASHトークンを最大限に活用するためには、QASHトークンをLiquidプラットフォームに完全に統合し、我々が創り上げる全てのプロダクトや機能面においてお客様に特別なベネフィットを提供する必要があります。

トークンの実用性はプラットフォームとともに拡大することが重要であり、かつ、トークンは我々がLiquidプラットフォーム上で提供すべき価値を示すアイデンティティを有している必要があります。

 

これこそが、我々がQASHトークンを『Liquid Coin(LQC)』へとブランド変更する理由です。コミュニティの皆様には、LQCを保有していること、そして皆様こそがこの仮想通貨の発展を後押しする原動力となることに誇りを持っていただきたいと考えています。

 

我々Liquidの目標は、従来の金融と仮想通貨経済の橋渡しをしながら、ブロックチェーン技術を元にしたこれまでと全く異なる素晴らしい金融サービスを提供することです。

 

LQCは『金融の民主化』というLiquidのビジョンを反映しています。

 

LQCへのブランド変更は、最新のインターフェースや複数のより素晴らしいユーザー体験を提供する次世代のLiquidプラットフォームである『Liquid 2.0』を補完し、私たちのさらなる成長を後押しするものとなるでしょう。

 

LQCへのブランド変更に際して、QASHトークンホルダーの皆様は何もする必要はありませんが、ブランド変更が行われる今後数ヶ月の間、QASHとLQCが互換的に使われるという点については皆様にご留意いただければと思います。

 

我々がLiquid分散台帳(LDL)を導入したときに初めて、トークンの交換(トークン・スワップ)が行われます。

 

LDLのメインネットが提供されるときに、LQCは真の仮想通貨になるための偉大な一歩を踏み出すのです。

 

LDLはグローバル金融機関で豊富な経験を積んだプロフェッショナルが作り上げた分散台帳であり、世界中のフィンテック企業がLDL上でサービスを構築することができるようスマートコントラクトやツール、ライブラリーなどを提供します。

 

 

LQCのユースケース

我々は以前QASHトークンの想定されるユースケースについて議論しましたが、今回LQCでこうしたユースケースを実現するためのさらなる機能を実装する準備が整いました。

LQCホルダーの皆様には是非楽しみにお待ちいただきたいと思います。

 

Liquidプラットフォームで導入しようとしている最も重要な変更のひとつは、明瞭な取引手数料体系の導入です。これにより、法定通貨と仮想通貨、仮想通貨同士のペアを含む、Liquidで取引されるすべての通貨ペアにおいて、単一の取引手数料体系を実現することができます。

 

日本国外では、メイカーとテイカーの両方にかかる取引手数料は、すべての取引で0.1%(10bps)になります。我々は現在のマーケットにおいて、この取引手数料水準は公正で競争力のあるものだと考えています(ただし、日本国内のLiquidユーザーにはメイカー・テイカーともに取引手数料はかかりません)。

 

しかしながら、LQCホルダーの皆様は、取引手数料に関して特別なベネフィットを享受していただくことが可能になります。

LQCを使用して取引手数料を支払う際、取引手数料は50%割引されます。これはLQCホルダーが行うすべての通貨ペアにおける取引に対し、常にわずか0.05%(5bps)の取引手数料でお取引いただけることを意味します。

 

Liquidのお客様は、迅速かつ安全な仮想通貨出金を可能にするサービスだけでなく、Liquidプラットフォームにて提供されるすべてのサービスにかかる手数料について、同様の割引を受けることができます。

 

また、メイカー・テイカー同率の手数料体系の導入により、これまでと全く異なるリファラル報酬プログラムをお客様に提供することができます。

 

Liquidユーザーは、今までにご自身が紹介してLiquidユーザーとなったすべてのお客様がLiquidプラットフォームにてお支払いされた手数料の一部を、リファラル報酬として受け取ることができます。これは、我々のコミュニティメンバーが享受できる一種の継続的な収入源となります(日本以外で実施しているプログラムです)。

 

我々の最も貢献していただいているコミュニティメンバーに報いるロイヤルティプログラムを含め、LQCを保有し、かつ利用することには様々なメリットがあるのです。

 

今後、Liquidプラットフォームを中心としたエコシステム全体やLiquidプラットフォームのパートナー企業と共に、LQCの役割や用途は拡大し成長していきます。LQCは自国通貨が弱く、強い通貨に対するニーズがあるアジアのような地域で特に重要な役割を果たしていくでしょう。

 

 

次のステップ

我々は、QASHトークンをLQCとするブランド変更に着手し、新しい取引手数料体系を導入します(何度も言いますが、日本ではメイカー・テイカーともに取引手数料は導入いたしません)。

最新の情報については、Twitter、テレグラム、Reddit、ニュースレター等でお知らせします。

 

今後、更なるユーティリティの導入により、Liquidは次のフェーズへとより進化するでしょう。

LQCホルダーの皆様は、Liquidプラットフォームとトークンエコノミーの成長の恩恵を享受できるだけでなく、LQCを利用できる機会がより増えていくでしょう。

 

Liquidにとって、今年は飛躍の年になりそうです。

 

我々はLiquidプラットフォームのファンダメンタルを改善しています。

 

・コミュニティの皆様からご要望が多かった機能のひとつである、安全かつ迅速な仮想通貨出金を現在導入中です。

・クレジットカード・デビットカードによる入金が可能になり、入金方法の選択肢がさらに増えました(日本ユーザーは当初ご利用いただけない予定です)。

・Liquidプロモバイルアプリで手軽に取引が可能となります(日本では当初Liquidライト版アプリのみのご提供となる予定です)。

・APIの大幅改良や、人気があり需要の高い仮想通貨の上場や新たな法定通貨ペアを追加する検討をしています。

・最後に、世界中でもっとご利用いただけるように、引き続きより多くの言語でのサポートの拡充に努めていきます。

 

より広い視野で見ると、いくつもの主要なプロジェクトが控えています。

・Liquid Infinity(永久スワップ)は、原則として満期も決済もない先物契約です(日本ユーザーはご利用いただけません)。

・フィンテック領域に照準を定めたLiquid分散台帳。

・Liquid Visionはプラットフォーム内のソーシャルツールとなります。

・カストディ・サービス(顧客資産の信託保全)も準備中です。

 

我々のとても大きな挑戦を常にサポートしていただき、心より感謝申しあげます。

執筆者

栢森 加里矢(かやもりかりや)

東京大学法学部卒業、ハーバード大学MBA取得。三菱商事、Globespan Capital Partners、ソフトバンクグループにてシニアロールを歴任する中、日・米・アジアで投資・IT・ベンチャーに携わる。2014年11月にQUOINEを共同創業、2016年4月よりCEO。

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