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2019年5月の月報

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みなさん、

気づけばあっという間に6月ですね。

5月から元号も令和に変わりましがいかがお過ごしでしょうか?

5月はLiquidの米国進出や新たなプロダクトの発表を含めたくさんのことがありました。



米国進出

先月、我々Liquidは米国市場進出のため、Virtual Currency Partnersと合弁会社 Liquid Financial USA Inc.を設立したことを発表しました。

 

米国は日本と同様に仮想通貨/暗号資産領域に置いて最も規制が厳しく、また、市場を牽引している国の一つです。米国に進出し、新しい規制の下でビジネスを展開していくのは容易なことではなく、多くの困難を伴います。しかし、米国市場は今後我々が描くビジョンを実現させる上で最も重要な市場の一つであることには間違いありません。

 

 

分離マージン

先月、我々はレバレッジ取引サービスにおいて「分離マージン」という新たな機能の追加を発表しました。

 

分離マージンとは、従来のレバレッジ取引方法とは対照的に、ユーザー自身が選択した金額・数量を証拠金として、他の保有資産から分離して管理する方法です。分離マージンをご選択いただくと、証拠金として選択した金額・数量以外の資産が、自動的に証拠金に充当されることはなくなります。

 

なお、従来のレバレッジ取引の方法はクロスマージンと呼ばれ、お客様が証拠金と指定した通貨の全残高を証拠金とする方法です。

 

今後は、クロスマージン取引と分離マージン取引という2つの機能を提供する事により、我々はユーザーの皆様にトレードをお楽しみいただく上で、さらなる柔軟性を提供していきたいと考えています。

 

 

出金プロセスの加速

これまで私たちは、規制の有無に関わらず自主的にコールドウォレットを採用し、常にセキュリティを重視してきました。 しかし、そのトレードオフとして、これまでは出金に時間がかかっていました。

 

そこで、速く出金したいというユーザーのみなさまからの期待にお応えするべく、我々はマルチパーティコンピューティング技術を採用し、これまで通りセキュリティを妥協することなく出金スピードを向上させ、現在は安全性と利便性を同時に提供する事に成功しました。

 

これにより、BitcoinやEthereumを含むLiquidで取り扱いのある5銘柄全ての出金は、週末を含め毎日複数回処理されるようになりました。今後はこれがLiquidにおける標準の出金プロセスとなります。

 

 

ワールドブック

QASHに投資いただいているみなさまの多くは、ワールドブックについてもっと知りたいと考えていらっしゃると思います。このことについては、我々も十分理解しています。

 

ワールドブックは、インターナル / エクスターナル問わず、現在も継続的に開発されています。インターナルワールドブックは、Liquidの開始以来、いくつかの法定通貨と仮想通貨/暗号資産ペアにおいて作動しています。

 

エクスターナルワールドブックはさらに注目を集めています。トレーダーのみなさまは、流動性を共有するために、Liquidが他の取引所とどのように接続するかについて関心を持たれていると思います。 今私たちは、他の取引所と準備を進めています。

 

これまで幾度と実施してきたAMA、ビデオメッセージ、月報などは開発を加速させるものではありませんが、今我々ができることは、ユーザーのみなさまにお役立ていただける実用的で競争力のあるプロダクトを開発し提供することです。

 

 

銀行免許とプライムブローカレッジ

これら2つは我々が描くパズルを完成させる上で、非常に重要なピースとなります。

 

我々が目指している銀行免許の取得は、仮想通貨/暗号資産分野における我々の地位を強化するでしょう。

 

プライムブローカレッジは、我々が取り組んでいるカストディソリューションと併せて、我々が機関投資家を惹きつける事において有効だと考えています。

 

これら2つのマイルストーンは、まだ我々のロードマップの一部であり、それは今後も変わりません。

 

 

講演・メディア露出

『CoinDesk Japan インタビュー』

先日、CoinDesk Japanさんにインタビューいただいた内容が先週記事として公開されました。

 

我々の描くビジョンや今後の計画、さらには私の生い立ちまで美しくまとめていただきありがとうございます。

 

記事はこちら

 

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『ジャパンタイムズ先端技術フォーラム』

5月31日に、国際文化会館岩崎小彌太記念ホールにて開催された「ジャパンタイムズ先端技術フォーラム」にて、1時間ほど講演させていただきました。

 

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今回は、「ブロックチェーンがもたらす社会変化と世界の潮流」をメインテーマに、Liquidの紹介やブロックチェーンについての概説、ブロックチェーン技術によって今後どのように社会が変容するのか、などについてお話しさせていただきました。

 

平日にも関わらず多くの方々にご参加いただき、ブロックチェーンに対する興味関心の高さが伺えました。

 

ご参加いただいた方々、ありがとうございました。

 

『Innovation in FinTech: Italy and Japan』

また、5月23日にVenture Café Tokyoとイタリア商工会議所が主催した『Innovation in FinTech: Italy and Japan』では、弊社CMOのJeffrey Popeがパネルとして登壇し、日本に拠点を置くfintech企業が今後、各国・市場において成長していくために必要な要素について述べ、また、Liquidが多くのグローバル人材を惹きつける理由として多様性を挙げ、社内での取り組みなどについてお話させていただきました。

 

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仮想通貨/暗号資産およびブロックチェーン業界は、我々の想像を超えるスピードで成長・拡大しており、ニュースやソーシャルメディアで情報収集をするのもついて行くのがやっとなのではないかと思います。

 

Liquidはこのような絶えず成長し変化する環境に身を置きながら、 会社として業界および社会全体にポジティブな影響を与えるために新たな事にチャレンジし、日々全力を尽くしています。

 

また、ユーザーのみなさまに少しでも喜んでいただけるよう、仮想通貨交換業者登録企業としてしっかりと地に足をつけつつ、新たな製品やサービスおよび事業への挑戦を続けていきます。

 

日本列島はもうすぐ梅雨入りし、今後暑さも増していくかと思いますが、みなさんもしっかりと水分をとって体調にお気をつけください。 

 

 

栢森

執筆者

栢森 加里矢(かやもりかりや)

東京大学法学部卒業、ハーバード大学MBA取得。三菱商事、Globespan Capital Partners、ソフトバンクグループにてシニアロールを歴任する中、日・米・アジアで投資・IT・ベンチャーに携わる。2014年11月にQUOINEを共同創業、2016年4月よりCEO。

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