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2019年7月の月報

メインイメージ

日本列島では全国的に梅雨が明けましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

今年は例年よりも梅雨明けが遅れ、7月に入ってもジメジメとした日々が長らく続きましたが、ようやく梅雨も明け、ここ最近は天候にも恵まれています。

 

考えてみるとここ数ヶ月は、今年の仮想通貨/暗号資産市場の動向と似ているように感じます。

 

昨年の終わり頃から3月終盤までは湿っていた市場も、春先からは値上がりと同時に活気を取り戻し、口座開設や仮想通貨/暗号資産について新たに興味を持つ人が多く見受けられました。また、これまで静観していた人々の多くも市場に再度戻ってきました。

 

しかし、そのような明るい兆しが見えた中で、7月中旬にまたも日本の認可を受けている取引所においてハッキング事件が起きてしまいました。

 

今回のハッキングで約35億円相当の仮想通貨/暗号資産がハッキング被害を受けたことはまだ皆さまの記憶にも新しいかもしれません。

 

このようなことが再三起きてしまっている中で、我々を含む業界全体としては、こういった事象から目をそらさずしっかりと取り組んでいかなければなりません。また、各取引所単位でも常に最善を尽くして顧客保護に努めていかねばなりません。

 

我々Liquidは、最高水準のセキュリティを保つことをユーザーの皆さまにお約束しています。

 

他の取引所がハッキング被害を受けたり取引を中断している間も、我々はお客様の資産を安全に守るため揺るぎないコミットメントを堅持しています。

 

我々は、Liquid特有のセキュリティへの最先端で堅実なアプローチによって、他の取引所と差別化を図ることができると強く信じています。

 

7月上旬、我々は資金、データそして個人情報を安全に保つために我々がとるすべてのステップを詳しく説明するウェブページを公開しました。我々は、これらを公開することによって、他の取引所含め業界全体が良い方向に向かうことを祈っています。

 

我々のコミュニティに参加いただいているの皆さまの多くは、2FAの必須化を含む「Iron Shield Security Protocols(英語)」についてすでご存知かと思いますが、我々のセキュリティに対する取り組みはさらに深みを増して実行されています。

 

毎週、我々は何万、時には何百万にも及ぶ攻撃を一貫してブロックしています。そのため、脆弱性や悪用に先んじるためには、最新のテクノロジーを使用することが不可欠です。

 

Liquidコミュニティの皆さまに我々の取り組みについてお知おきいただきたいと思いますので、下記のセキュリティページを是非ご覧ください。

https://www.liquid.com/ja/security/

 

それでは、7月のアップデートについてお話させていただきます。

 

 

チャート機能を大幅に強化

Chart Improvement1

 

我々は、開発チームの絶え間ない努力のおかげで、TradingViewのチャートにおいて機能を追加し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができました。

 

今回の大きなアップデートとしては、個々のチャート図面を保存できるようになり、1つの通貨ペアに対して複数のチャート設定を作成し保存することができるようになりました。

 

また、通貨ペアをまたいでインジケーターのテンプレートを保存することも可能になりました。たとえば、RSI、MACD、およびボリンジャーバンドを使用したい場合は、これら3つのインジケータをオンにしてテンプレートを作成し、お気に入りの分析ツールをすぐに呼び出して使用することができます。

 

我々は、ユーザーの皆さまに私たちのLiquidプラットフォームを快適にご利用いただきたいと思い、全てのニーズを1パッケージでご提供できるよう努め、常に市場を牽引する立場にいることを意識しています。

 

今回のチャート機能改善により、これまでにないチャートにおける利便性を提供し、トレーダーの皆さまに喜んでいただけるのではないかと自負しております。

 

今回のアップデートに関する詳細は、下記のページよりご覧ください。

https://blog.liquid.com/ja/newsroom/chart-improvement-20190722

 

 

出金スピードの加速

ご存知のように、Liquidは顧客資産の100%をコールドウォレットで保管しています。我々はマルチパーティコンピューティング(MPC)技術システムを利用することにより、高いセキュリティ水準を維持しながら、素早い出金を実現しています。

 

MPCは暗号化技術の分野のなかでも深く研究が進んでいる領域の一つで、秘密鍵の保護と同時に出金を迅速に処理するためのツールを我々に提供してくれます。我々のプラットフォームにおけるMPC技術の実装は、その有効性の実証および我々の期待値を満たす水準に到達するためにこれまでに何度も厳しいテストを重ねてきました。

 

この技術を用いて我々が取り扱うさまざまなトークンをサポートするためには、インフラを引き続き整備していかねばならず、それには多くの時間を要しますが、我々はこの技術が真の意味で最適化されるように、今後徐々に用途を広げていきます。

 

ごく最近では、Litecoin(日本のお客様は対象外となります)がこの迅速な出金サービスに新たに対応し、現在LTCの出金処理は1日に複数回行われています。

 

 

グラムトークンセール(日本居住者の方は対象外となります)

我々は7月10日から約3日間に渡りグラムトークンセールを実施し、成功の中セールを終えることができました。

 

今回のトークンセールでは、グラムトークンの購入を待ち望んでいた多くの人々に大きな関心を寄せていただいたこともあり、セールのアナウンスから実施までの我々のプラットフォームにおける登録数は通常の4倍以上となりました。

 

また、ロックアップ期間が始まる前に、Qashのリベートはグラムトークンの購入者にとても好評で、総計200万近くのQashが新たにユーザーの口座に追加されました。

 

そして、グラムラッフルは多くの話題を呼びました。我々はは何万にも及ぶラッフルチケットを配布しました。多くの参加者が抽選会を楽しみにされており、私自身もラッキーな当選者の発表をとても楽しみにしています。

 

 

World Book

ワールドブックについて、多くの方々が関心を寄せており、また、アップデートを待ち望んでいることについては十分に理解しています。現在、舞台裏で多くのことが進行しています。現段階でお伝えできる限りのアップデートを行いたいと思います。

 

我々は、現段階におけるテストを6月末に実施し、成功を収めています。このパフォーマンス結果について我々は満足しており、今後はさらなる戦略を徐々に展開してまいります。

 

 

メディア露出・イベント登壇

 

Cointelligenceの取引所ランキングで全体一位を獲得

Cointelligenceが発表した最新の取引所ランキングにおいて、Liquidが総合得点8.85を獲得し、全353取引所の中で全体一位の評価を受けました。

 

Cointelligenceによる取引所ランキングは、1) パフォーマンス、2) 信用性、3) チーム、4) 特性などを総合的に評価したものであり、Liquidは全項目において8.00以上、特にユーザーエクスペリエンスにおいては満点の10.00を獲得しました。

 

Cointelligence

 

これは、我々の日々の努力の賜物であり、また、全ての面においてバランスがとれ、我々が地に足をつけた運営ができている証でもあります。

 

この結果に満足することなく、皆さまに喜んでお使いいただけるよう引き続きプラットフォームの改善に努めてまいります。

 

ランキングの詳しい内容についてはこちらをご覧ください(英語)。

https://www.cointelligence.com/

 

ACCJ(アメリカ商工会議所)イベント登壇

7月25日に東京アメリカンクラブで開催されたACCJ(アメリカ商工会議所)主催のランチイベントにて登壇の機会をいただき、昨今の仮想通貨/暗号資産業界における動向などについてお話しさせていただきました。

 

当日は多くの参加者に恵まれ、仮想通貨/暗号資産およびブロックチェーンに対する関心の高さが伺えました。

 

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Liquid トレーダーミートアップ

7月11日には、APIトレーダーの皆さまに弊社オフィスにお集まりいただき、トレーダーミートアップを開催しました。

 

普段はオンラインでのやりとりを交わされることの多いクリプトトレーダーの皆さまが、一同に顔を合わせてお話されることもあり、終始和やかなムードで開催することができました。

 

また、ご参加いただいたトレーダーの皆さまからは、忌憚のないご意見・ご提案をたくさんいただき、大変収穫の多いミートアップにすることができました。

 

参加者の皆さまからいただいたお声を基に引き続きLiquidプラットフォームの改善を行い、より良いサービスを提供できるよう今後も社員一同取り組んでまいります。

 

Liquid API Trader Meetup

 

Liquidコラム on NODEE by CoinPost

NODEE by CoinPostにて私が寄稿させていただいているLiquidコラムが公開されました。

 

今回の寄稿では、仮想通貨/暗号資産業界の動向や今後の流れや、以前発表させていただいた米国進出の重要性およびグローバルで勝つために必要となる戦略、そしてデジタルネイティブ世代へのメッセージなど幅広いテーマで書かせていただきましたので、ぜひお読みください。

 

【Liquidコラム】

第一弾「仮想通貨業界、今後発展していくのは分散型と中央集権のハイブリットモデル」

第二弾「アジアから圧倒的な流動性を、仮想通貨交換業における米国進出の重要性」

第三弾「日本には"リノベーションのバランス"が必要、グローバルで勝つ戦略とは」

第四弾「LiquidとQASHトークンの展望、そしてデジタル世代の若者へのメッセージ」

 

 

それでは、今後もしばらく厳しい暑さが続きますので、しっかり水分をとって体調にお気をつけください。

執筆者

栢森 加里矢(かやもりかりや)

東京大学法学部卒業、ハーバード大学MBA取得。三菱商事、Globespan Capital Partners、ソフトバンクグループにてシニアロールを歴任する中、日・米・アジアで投資・IT・ベンチャーに携わる。2014年11月にQUOINEを共同創業、2016年4月よりCEO。

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