Liquid、米国市場進出を発表 - リキッドグループとバーチャルカレンシーパートナーズ、合弁会社を設立し米国市場進出へ -

金融庁の登録を受けた仮想通貨取引所「Liquid by Quoine(リキッドバイコイン、以下「Liquid」)」を運営するQUOINE株式会社を傘下に持つリキッドグループ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:栢森 加里矢、以下「リキッドグループ」)とVirtual Currency Partners(バーチャルカレンシーパートナーズ、以下「VCP」)は、米国市場進出のため、合弁会社 Liquid Financial USA Inc. (以下「Liquid USA」) を設立したことを発表しました。今回の米国進出は、先般発表した10億米ドル(約1,110億円)以上の評価額を獲得し、日本で現時点で2社目となるテック系ユニコーン企業となったシリーズCラウンドにおける資金調達を背景に、Liquidの主要市場への参入の第一歩となるものです。
VCPは、フィンテックや仮想通貨業界に投資している、成功を収めた投資家や起業家からなるコンソーシアムです。 VCPは、日本の大手ベンチャーキャピタルファンドJAFCOの米国部門であるJAFCO America VenturesのプレジデントやGlobespan Capital Partnersのエグゼクティブマネージングディレクターとして30年以上に渡り高成長企業への投資に携わった経験も持つ、Barry Schiffman会長が率いています。 Schiffman氏の日米投資の豊富な経験とJAFCOの継続的な支援を受けて、Liquidは米国市場に参入します。
リキッドグループとVCPが投入する資本、技術および資源によって、Liquid USAはFinancial Crimes Enforcement Network(米国金融犯罪取締ネットワーク、FinCEN)に登録された金融サービス事業を提供するIQX社を買収し、LiquidはIQX社を通して米国市場へアクセスすることとなります。Liquid USAは米国規制当局の承認を条件として、Liquidのすべてのサービスを米国市場に提供することを計画しています。 規制当局の承認が下りた暁には、Liquid USAは、米国の顧客がLiquidのネイティブトークンであるQASHを利用したり取引したりできるように計画しています。Liquid USAのオフィスは、ニューヨーク州ニューヨークとジョージア州アトランタにあります。
リキッドグループの共同創業者・CEOの栢森加里矢は次のように述べています。
「米国は仮想通貨業界にとって世界最大の市場のひとつであり、米国市場でのサービス提供については我々のコミュニティや取引先企業・機関投資家から広く関心を寄せられています。 今回の合弁会社設立とIQX社の買収は、我々の米国における事業展開を約束するものであり、プラットフォームの成長を加速するためにVCPと協力できることを楽しみにしています。今回、2003年からGlobespan Capital Partnersで働いていた時代の私のメンターであり、Globespan Capital Partnersの共同創設者で元エグゼクティブマネージングディレクターであるBarry Schiffman氏と再び一緒に働けることを、個人的に大変光栄で嬉しく思っています。」
VCP会長のBarry Schiffman氏は次のようにコメントを寄せています。
「仮想通貨とその領域における多くのプレーヤーを研究して1年近く経った後、私たちはLiquidと、Liquidが日本で最初に金融庁登録を受けた世界でトップ5の仮想通貨取引所としてこれまでに構築した非常に強力な基盤に、非常に感銘を受けました。Globespan Capital Partners時代からの関係を基に、再びMike(栢森)と働けることを嬉しく思います。Liquidファミリーに参加し、米国進出をリードすることを楽しみにしています。 」
Liquid USAは現在、米国全土で規制当局の承認を取得するため尽力しており、2020年1月までに米国の顧客にサービスを提供するためにチームを構築しています。
Liquid USAの米国進出と雇用については、下記よりお問い合わせください。
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